何かと物入りな40代でもできる節約術がある (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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何かと物入りな40代でもできる節約術がある

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森田悦子AERA
家計の見直し、後回しにしていませんか?(※写真はイメージ)

家計の見直し、後回しにしていませんか?(※写真はイメージ)

 いい言葉を聞いたことがない。「少子高齢化」「福祉の縮小」「年金消滅」……。私たちの老後は本当に真っ暗なのか。このまま、ひたすら下流老人化を恐れる人生でいいのか。どこかに突破口はあるはずだ。「年を取るのは怖いですか?」――AERA5月15日号は老後の不安に向き合う現場を総力取材。

 家計の見直し、後回しにしていませんか? 安心老後を迎えられるかどうかは、今日からのやりくり次第。今すぐできる家計見直し法、教えます。

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「老後の生活への不安や危機感は持っているし、家計を見直せば貯蓄に回せることもわかっているのに、なかなか行動を起こせないのが40代の特徴」

 と分析するのは、家計再生コンサルタントの横山光昭さんだ。30代以前の若い世代であれば問題を感じたらすぐ取り掛かれるような家計のスリム化も、年齢を追うごとに先送りしてしまう傾向が強くなるという。目の前の出費に追われたり、逆に現状の家計がなんとか回っていることで、将来の問題からつい目をそむけてしまうのだ。

「晩婚・晩産化で比較的収入が多い時期に子育てをしていたり、高収入の人ほど、老後の準備がまったくできていないことも。世帯収入が1千万円を超えているような家庭でも貯蓄が100万もないケースは少なくない。逆に世帯収入が500万円程度の共働き家庭がコツコツと資産を築いているケースもよくあります」(横山さん、以下同)

 老後資金は教育、住居と並ぶ「人生の3大支出」のひとつだが、他の二つが差し迫った出費であるのに比べ、後回しにしても当面は困らない。老後資金を準備できるか否かは収入の多寡ではなく、目前の出費と同じように貯蓄や投資に回していけるかどうかが分かれ目となる。

 よくあるパターンが「定年になったら、年金の範囲内で生活をすればいい」と楽観視するケースだ。しかし、現実には収入が減ったからといって急に生活を質素にできるかというと、そう簡単にはいかない。今から家計をダウンサイジングしていけば、余ったお金を老後資金に回せるうえ、収入が減ってからの生活にも移行しやすくなる。


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