ペットも心の病に、つかず離れず適度な距離を (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ペットも心の病に、つかず離れず適度な距離を

このエントリーをはてなブックマークに追加
野村昌二AERA#病気
ペットも心の病に…(※イメージ)

ペットも心の病に…(※イメージ)

 うつ治療に正誤の絶対的基準はない。診察は医師の主観に影響される部分もあり、正しい診断に行き着くまで数年かかることも。診断誤差や再発を減らす最新治療とは。

【ペットの心の病】離れず適度な距離を

 ペットも、うつになるのか。

 動物の問題行動について研究する、東京大学大学院獣医動物行動学研究室の武内ゆかり准教授はこう話す。

「言葉を話せない動物にはうつの客観的な診断基準がないため、うつという診断名は使われていません。しかし、人間の精神疾患に分類されるような疾患はあります」

 そうした精神疾患の一つが、同じ行動をとり続けるような「常同障害」である。人間でいう強迫性障害に類似する疾患で、光や影を追いかけたり、体をなめ続けたり。自分の尻尾を追い続けてかみちぎってしまうこともある。

 病的な尾追い行動は遺伝性が高いといわれており、武内准教授が2008年に行ったアンケートでは、柴犬でもっとも多く、実に30%近い柴犬に病的な尾追い行動が見られた。


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい