大学入試改革「割を食う」のは今の中2? 「浪人は避けた方が」との声も (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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大学入試改革「割を食う」のは今の中2? 「浪人は避けた方が」との声も

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AERA#大学入試#教育
大学入試、大切なのは…

大学入試、大切なのは…

 2019年が最後となる「センター試験」の後をどうするか。大学入試改革の方向性が固まってきた。新制度は今の中学1年生から。子どもの進路をどう考えたらいいか、ポイントを徹底解説する。

 大学入試改革は段階的に実施される予定だ。大きな節目は、「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)が始まる2020年度と、新学習指導要領に沿って出題科目や形式が変わる24年度。つまり、現在の中学1年生と小学3年生が、大学入試が大幅に変更される際の最初の受験生になる。

 割を食いそうなのが、センター試験最後の学年となる中学2年生だ。浪人したら、翌年度は新しい学力評価テストを受けることになる。後述するように、記述式などの対策を1年間でゼロから講じなければならない。

「救済措置はないかもしれない。できれば浪人は避けたほうがよさそうです」と言うのは、大学通信常務の安田賢治さん。

 中学1年生も、センター試験の過去問が参考にならないため、予備校や塾による予想問題に頼らざるをえない。森上教育研究所代表の森上展安さんは言う。

「塾で補完する必要が生まれるため、移行期にはお金がかかるでしょう」

 現在の学習指導要領で学ぶ中学1年生から小学4年生までは、「入試が変わることがわかっていながら旧来型の指導を受けるため、混乱を招く恐れもある」と、教育ジャーナリストの後藤健夫さん。


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