広報にとってマスコミ関係者との飲み会以上に大切な仕事はない? 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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広報にとってマスコミ関係者との飲み会以上に大切な仕事はない?

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「広報」「PR」という仕事についてあなたはどのような印象をお持ちでしょうか。



「マスコミとつながっていて楽しそう」

「時にテレビなどに出演することもあって華やか」



 このようにきらびやかな世界と思っている人も多いかもしれません。しかし、「広報」は意外と地味で地道な仕事をこなさなければいけない部署なのです。



 本書『新しい広報の教科書』は、株式会社ぐるなびで広報グループ長を務めた経験を持つ栗田朋一さんが、本当に使える広報ノウハウを伝授してくれる一冊。そのなかで紹介されるメソッドは、まるで営業職のような"心理戦"が重要なポイントになっています。



 本書の中で栗田さんが繰り返し述べている広報ノウハウは「コネをつくれ!」というもの。たとえば、自社のニュースをマスコミに取り上げてもらうための広報活動として、広報の仕事の基本とされるニュースリリースですが、実際にはそのほとんどが読まれていません。それもそのはず、報道関係者のもとに送られてくるニュースリリースは1日に20〜30本、多い時には100本以上にもなるため、"多忙な彼ら"はニュースリリースなど、とても見る時間がありません。



 そのような状況のなかで、自社のリリースを読んでもらうには「地道ではあるけれど、マスコミ内に"自分のことを知っている人"を増やしていくしかないのです」と栗田さんは語ります。報道関係者は、リリースを全く読まないということはなく、大手や上場企業など"知っている会社"からのリリースは読んでいるとか。ですから仮に、社名が知られていないベンチャーや中小企業などで広報を担当している場合は、とにかく"知られる"ように人脈をつくるしかありません。



 栗田さんは「これからの広報の仕事の9割は人脈づくりだ」と断言し、広報担当者にとってマスコミ関係者との飲み会以上に大切な仕事はないと述べています。外に出てひとりでも多くの人に会い、ネットワークをつくることが仕事の良し悪しを決めるというのです。



 このほかにも本書には、これまでの"広報の常識"を覆すノウハウがたくさん紹介されています。広報で仕事をされている方はもちろんですが、今まさにPRが必要なベンチャー企業の経営者の方などにもおすすめの一冊です。


(記事提供:BOOK STAND)

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