「お棺に入ったときにキレイに」…シニア女性の欲望を満たす“こわくない美容整形” (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「お棺に入ったときにキレイに」…シニア女性の欲望を満たす“こわくない美容整形”

大崎百紀,矢崎慶一週刊朝日#美容
※写真はイメージです (GettyImages)

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(週刊朝日2021年7月2日号より)

(週刊朝日2021年7月2日号より)

 気になる顔のシミ、シワ、たるみ。高齢だから仕方ない……とあきらめるのは早いです。今の時代、70代、80代で美容医療に足を踏み入れる人も多いようです。整形するのは訳ありの人、という発想はかなり古いです。メスなど使わずに解消できる方法がたくさんあります。

前編/「顔にメスを入れ…」は少数派? シニアも試す“美容整形”最新事情】より続く

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 表情ジワに効果的な、ボツリヌス製剤(天然のたんぱく質)を注射する「ボトックス」の体験談から見ていこう。

 美容皮膚科に通い始めて10年以上経つというタカコさん(千葉県在住、50代)は、実際にボトックスでこんな経験をした。

 目元や眉間などの小ジワが気になり、初めて治療に訪れたときのことだ。目の近くに針を刺すことに多少ひるんだが、20カ所ほど打つと、1週間ほどで目尻のシワは気にならなくなった。ただ、額に力が入らず、眉毛が動かせないのが気になった。

「まあ、こんなもんか」とそのときは納得したが、息子と東京ディズニーランドに行き、アトラクションで落下する際に撮影する記念写真を目にして驚愕(きょうがく)した。眉根が全く動かないのに眉尻だけが不自然につり上がり、大きく口を開けた自分の姿が「般若そっくり」だった。

 結局、時間の経過とともにボトックスの効果は自然と消え、元の状態に戻ったというが、ボトックスを打つ位置や量などは医師の技術によるところが大きいようだ。この点では、次に紹介するヒアルロン酸も同じだ。

 同じシワの治療でも、たるみによるほうれい線やマリオネットライン(口元のシワ)への対応としては、ヒアルロン酸の注入が効果的とされている。ボトックスとともに、美容医療では定番の治療法だ。シワやへこみの部分にヒアルロン酸を注入し、皮膚に張りを与え、ボリュームを出す。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分で、アレルギーなどの心配は少ない。

 たるみにはHIFU(ハイフ)という治療法もある。これも外科的な手術は必要ない。超音波の熱を一点に集約して照射するというイメージ。皮下の真皮層だけでなく、肌の土台となる筋膜の層にまで高密度の熱を当てることができるため、土台から肌を引き締めることができるという。


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