世界最大の英語辞典はいかに生まれたか メル・ギブソン×ショーン・ペン共演作 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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世界最大の英語辞典はいかに生まれたか メル・ギブソン×ショーン・ペン共演作

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週刊朝日
監督 P・B・シェムラン/16日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開/124分(c)2018 Definition Delaware, LLC. All Rights Reserved.

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監督 P・B・シェムラン/16日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開/124分(c)2018 Definition Delaware, LLC. All Rights Reserved.

 1998年に『オックスフォード英語大辞典(OED)』誕生秘話を記して全米で大反響を呼んだノンフィクション本の映画化した「博士と狂人」。メル・ギブソンが20年をかけて映画化に奔走。マイナーと外の世界を繋ぐ精神科病院の看守を名優エディ・マーサンが演じる。

【「博士と狂人」の場面写真をもっと見る】

 19世紀のイギリス。独学で言語学者になったマレー(メル・ギブソン)は、オックスフォード大学で英語辞典編纂計画の中心にいた。シェイクスピアの時代まで遡りすべての言葉を収録するという無謀ともいえるプロジェクトが困難を極める中、その窮地を救ったのは、精神科病院にいた罪人マイナー(ショーン・ペン)だった。彼がマレーに送った大量の用例集のおかげで辞典づくりは大きく前進。やがて孤軍奮闘のマレーと、酷い戦争体験を持つマイナーの、孤独な魂が共鳴していく。

 しかし、大英帝国の威信をかけた一大事業に犯罪者が協力していたことが明るみに出てしまう。ついには時の内務大臣チャーチルや王室をも巻き込んでいくのだが──。

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★
独学で博士号を得た学者と、精神科病棟に拘束されているエリート殺人犯。直接会うことがない彼らの共同作業から生まれる大辞典には、お互いの、相手に対する確かな信頼と敬意がすがすがしく息づいているようで嬉しくなる。


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