コロナ危機のロッテ逆転優勝のカギは「影の首位打者」と「4人目の捕手」 逆境にファンが奮起 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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コロナ危機のロッテ逆転優勝のカギは「影の首位打者」と「4人目の捕手」 逆境にファンが奮起

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2005年の対ソフトバンク・プレーオフ第5戦で掲げられた横断幕(c)朝日新聞社

2005年の対ソフトバンク・プレーオフ第5戦で掲げられた横断幕(c)朝日新聞社

1998年7月7日、9回裏に同点本塁打を打たれて膝をついた黒木投手(c)朝日新聞社

1998年7月7日、9回裏に同点本塁打を打たれて膝をついた黒木投手(c)朝日新聞社

 ロッテは6日、1軍全選手と首脳陣、スタッフのPCR検査を実施した結果、1軍選手7人が新型コロナウイルスの陽性と判定されたことを発表した。

【写真】1998年7月7日、9回裏に同点本塁打を打たれて膝をついた黒木投手

 感染したのは荻野貴司(34)、清田育宏(34)、角中勝也(33)、菅野剛士(27)の外野手4人、鳥谷敬(39)、三木亮(28)、藤岡裕大(27)の内野手3人。そのほか、伊志嶺翔大コーチ(32)とチームスタッフ3人も陽性だった。

 また、4日に陽性の結果が出た岩下大輝投手(24)の濃厚接触者として、山本大貴(24)、東妻勇輔(24)、小野郁(23)の3投手と和田康士朗外野手(21)が認定され、計11人が1軍登録から抹消された。

 5日現在、ロッテはパ・リーグ首位のソフトバンクから2ゲーム差の2位。9日からは福岡ペイペイドームで首位攻防3連戦を控えている。天王山の戦いを目前に、岩下も含めて1軍選手12人が戦線離脱するという異常事態となった。

 一方、この逆境に奮起している人たちもいる。“日本一熱い”と言われる千葉ロッテマリーンズファンだ。現在、SNSなどでロッテファンの間では「俺たちがついてるぜ」と「I BELIEVE」が合言葉となっている。

「俺たちがついてるぜ」は、18連敗のプロ野球ワースト記録をつくった1998年に広く知られるようになった。この年の7月5日、ロッテはプロ野球ワースト記録の16連敗に並び、球団関係者は球場周辺で暴動が起きることも覚悟していた。ところが、ファンは試合終了後に「どんな時も俺たちがついてるぜ」と歌い続けた。それを聞いた近藤昭仁監督(当時)は涙を流してファンに感謝したという。ファンと監督やコーチ、選手たちが一つに結ばれたこのエピソードは今でも語り草だ。

「I BELIEVE」は、2005年にソフトバンクと戦ったプレーオフ第5戦の9回ウラで起きた。3―2でリードした9回ウラ、このイニングを0点に抑えたら優勝という重責のマウンドを任されたのは、同年のパ・リーグのセーブ王である小林雅英投手。しかし、小林は第3戦の9回ウラで4点差を同点に追いつかれていて、この日も調子が不安視されていた。


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