プロが憧れる久保田利伸 ライブはアポロシアターのような熱気 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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プロが憧れる久保田利伸 ライブはアポロシアターのような熱気

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延江浩週刊朝日#延江浩
延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFM「村上RADIO」ゼネラルプロデューサー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFM「村上RADIO」ゼネラルプロデューサー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

久保田利伸

久保田利伸

 ポンちゃんが東京の郊外、今はもうない西荻窪のコニッツという店でポエトリーリーディングを開いた夜には、クボジャーがサプライズで駆け付けてラップ調のリーディングを披露、ジャズバーがソウルバーに様変わりし、喝采の渦になった。

 冒頭に触れたクボジャーのライブ“Beautiful People”に伺ったのは年明けのことだった。ニューヨークのアポロシアターかビーコンシアターかと思うほどステージも客席も熱くグルーヴィに盛り上がったかと思うと、とろけるように甘く、やるせない極上のプレイリストに酔いしれた。そこかしこにソウルミュージックの先達たちへのリスペクトもあり、そうしたライブはクボジャーならではのものだった。

 ライブ終了後、NHKホールの楽屋を訪ねるとフリューゲルホルン奏者のTOKUがいて、「久保田利伸さんはどこまでも本物なんです。本物を観たい。それでいつも通っているんです」と微笑んだ。ミュージシャンが憧れるミュージシャン。みんなで久保田利伸と同時代に生きていられる幸せを噛みしめた冬の一夜だった。

週刊朝日  2020年2月21日号


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延江浩

延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFM「村上RADIO」ゼネラルプロデューサー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

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