「AKBINGO!」今月終了で紅白出場も危ないAKB48 「秋元康は時代の振り子」と中森明夫  (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「AKBINGO!」今月終了で紅白出場も危ないAKB48 「秋元康は時代の振り子」と中森明夫 

太田サトル週刊朝日
昨年の紅白歌合戦で「恋するフォーチュンクッキー」を披露するAKB48=東京・渋谷のNHKホール、(C)朝日新聞社

昨年の紅白歌合戦で「恋するフォーチュンクッキー」を披露するAKB48=東京・渋谷のNHKホール、(C)朝日新聞社

そのうえで芸能界のこれからに目を凝らす。

「NGTの一人のメンバーをめぐる運営サイドとメンバーとの確執。AKBとジャニーズ、吉本、テレビをつけたら見ない日はないほどの存在の大きな集団のあり方が、この時代の変わり目に、変わっていこうとしている。そこに『AKBINGO!』が終わり、今年の『紅白歌合戦』の出場も危ないのではないかとも言われています。長く続いてきたAKBの時代というものが、このへんで一区切りなのかなと感じる人は多いと思います」

 AKBが刻んできた“歴史”とは何だったのか。中森さんは、「今までアイドルがやらなかったことをやるのが面白いグループだった」という。

「『AKB商法』と批判もされましたが、総選挙をやって、何十枚、何百枚とCDを買って、握手をしてもらい、総選挙ではファン同士で競わせる。武道館でじゃんけん大会をやる。そして時には恋愛禁止のおきてを破るようなスキャンダルも起こす。指原莉乃さんは、そこからの転換、逆転力の面白さもありました。そういったある意味プロレスや格闘技にも似た面白さが、NGTの件でリアルなことになってしまいました。それらを面白がってきたファンも、少し疲れてきている時期なのかもしれません」

 AKB48、および、いわゆる「48グループ」と呼ばれる関連の姉妹グループは、このまま終幕に向かっていくのだろうか。中森さんはそうはならないのではないかとみる。

「かつてはアイドルというものは、“テレビに映っている若い魅力的なタレント”でした。それが、あまりアイドルがテレビに出られない時代になるなか、AKBも、もともとは自分たちの劇場をつくってそこでライブをやる、ライブ中心の活動をするグループとしてスタートしました。ライブ活動に加え、インターネットの普及で情報交換や発信ができるようになり、アイドル自身もパフォーマンスなどをネットで配信できる時代になりました。ライブ+インターネットという今のアイドルの在り方のもとを作ったのがAKBでした」

 


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