「一病息災の“一病”を気にするようではだめ」帯津医師の健康法とは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「一病息災の“一病”を気にするようではだめ」帯津医師の健康法とは?

連載「「健脳」養生法――死ぬまでボケない」

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帯津良一週刊朝日#ヘルス#帯津良一
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

※写真はイメージです (撮影/多田敏男)

※写真はイメージです (撮影/多田敏男)

 痛風は風邪と疲労が重なったとき左足の関節に痛みが走り、その後、茨城県の大洗であん肝のステーキを食べたら2度目の発作が起きてしまいました。同じ頃にちょっと不調になり、内科の診察を受けたら高血圧症が発覚しました。

 しかし、この二病を私はまったく気にしていません。いずれも薬を飲んで、症状が出ないようにしているからです。痛風は毎日2錠。高血圧症は以前にも書きましたが(18年9月28日号)、朝夕食後に1錠、夕食後に別の種類を1錠、計3錠飲んでいます。

 このおかげで、尿酸値を気にせずにビールを飲めるし、血圧を気にせずに、イカの塩辛、カツオの酒盗といった塩分たっぷりのおつまみを楽しむことができます。実はその後、メニエール病になり、右耳は難聴なので、二病どころではないですが、いずれも大して気になる症状ではありません。

 一病息災というときに、一病を気にするようではだめだと思うのです。それでは生命のエネルギーが落ちてしまいます。

 ただ、ちょっと気にかけておく、意識しておくことは大事だと思います。それにより、自分の体に対して謙虚になります。体内で微妙なブレーキが作動していることが一病息災の秘密なのでしょう。このブレーキは大脳皮質にも緊張をもたらし、認知機能の維持にもプラスに働くのではと思っています。

週刊朝日  2019年4月12日号


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帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

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