NGT騒動収束せず「アイドルビジネスの終わりの始まり」 報告書を徹底分析 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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NGT騒動収束せず「アイドルビジネスの終わりの始まり」 報告書を徹底分析

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上田耕司週刊朝日
NGT48の山口真帆さん (c)朝日新聞社

NGT48の山口真帆さん (c)朝日新聞社

 AKB48は秋元康氏のプロデュースにより、14年前に創ったのが始まり。その後、名古屋のSKE48、大阪のNMB48、福岡のHKT48、新潟のNGT48などが次々と創られていった。

「これだけ戦線を拡大する中で、新潟という手薄になっているところで事件が起きたという気がします。それで、アイドルビジネスが壊れ始めた。アイドルたちの中には、親元を離れて暮らしている人もたくさんいると思います。運営はもっときちんとケアし、配慮しながら進めていくべきだったところが、抜け落ちていた部分がたくさんあったんだろうと思います。それが露呈した事件でした」(同)

 AKBビジネスとして考えた場合はどうか。碓井教授はこういう。

「AKBグループとは違うチャンネルとして、乃木坂46系がある。AKBグループはビジネスとして下り坂に入っているんですよ」

 乃木坂46は人気を集め、昨年は「シンクロニシティ」で日本レコード大賞を受賞した。

「乃木坂は今がピーク。そんな中でAKBグループの扱いがぞんざいになっていたのではないか。状況が良くなっていく要素があまり見えない。ビジネスの仕組み、運営のやり方の弱い部分とかの欠陥が目立つようになった」(同)

 AKBの総選挙も中止が発表された。

「もし、総選挙が行われていら、山口さんが上位になるでしょう。新潟の運営に対するブーイングも含めた票になるから。そういう意味でも、開催できないのではないでしょうか」

 第三者委員会の報告書によると、「多くのメンバーが、メンバー内にファンと私的領域での接触を行っていた者がいると認識していたのも事実です」「本事件後に、数名のメンバーがファンとの『つながり』があったとして自ら申告していること」「36名のメンバーから、他のメンバーとファンとの『つながり』に関する供述があった。その際、12名のメンバーの名前が具体的に上がった」とある。

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はこう考える。


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