ステージ4は「手遅れ」ではない! 堀ちえみさんが舌がん公表 よくある誤解を医師が指摘 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ステージ4は「手遅れ」ではない! 堀ちえみさんが舌がん公表 よくある誤解を医師が指摘

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狩生聖子週刊朝日#がん#ヘルス#病気

舌がんを公表した堀ちえみさん (c)朝日新聞社

舌がんを公表した堀ちえみさん (c)朝日新聞社

歌手時代の堀ちえみさん (c)朝日新聞社

歌手時代の堀ちえみさん (c)朝日新聞社

舌がんのセルフチェック法。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2012』から

舌がんのセルフチェック法。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2012』から

 タレントの堀ちえみ(52)さんが19日、自身のブログでステージ4の舌がんを患っていることを公表した。22日に受ける手術では、舌の半分以上と、首のリンパに転移した腫瘍を切除する。医師からは、12時間以上かかると伝えられているという。

【「舌が動かしづらい」「口内炎が治らない」など、舌がんのセルフチェック法はこちら】

 堀さんはブログで、

<私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。そして再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい。その為にも頑張って、治療に専念させていただきます>

 と、病と闘う決意を示した。

「ステージ4」と聞いて驚いた人も多いと思うが、現代の医学では「ステージ4=手遅れ」というわけではない。厳しい闘病生活になることはたしかだが、がん研有明病院のホームページによると、ステージ4の口腔がん(舌がん)の5年生存率は45%。手術の成功によってステージが下がり、生存率が高まることもある。決して「あきらめること」が必要な病状ではない。

 こういった「がん用語」の誤解は、医師と患者や家族の間でよく起きることだ。現在発売中の週刊朝日ムック「がんで困ったときに開く本2019」では、がん患者や家族が誤解しがちな「がん用語」について、専門家が解説している。そのなかから、「ステージ4」の正しい意味について紹介する。

* * *

「がんが治ると言われたのに、再発した」

「ステージ4と言われた。もうなすすべがない」

 医師からのこうした言葉にショックを受けた、というがん患者の話をよく聞きます。しかし、言葉の意図を医師に確認すると「そんなことは言っていません」ということが多いのも事実です。

 患者の理解が不足する背景には、医師とのコミュニケーションが不十分で「がん用語」に対する誤解を是正できないことがあります。ここでは、「ステージ4、進行がん」について紹介します。

「ステージ4は『末期がん』『手術のできない手遅れのがん』と思い込んでしまう患者さんが多いのですが、それは誤りです」(帝京大学病院腫瘍内科准教授の渡邊清高医師)

 ステージ(病期)とは、がんの進行度をあらわす分類です。最初に発生したがんの大きさや周囲のリンパ節への転移の有無、程度、離れた臓器への転移の有無などから決定します。

 がんの部位や種類によってもステージの基準は異なりますが、固形がんの場合、ステージ0~1期は病巣の広がりが限定されていて、手術や内視鏡治療などでがんを取りきれることが多いです。こうした治療によって高い確率で治癒が期待できるものを早期がんといいます。なお、ステージは術後の組織検査の結果などにより、変わることもあります。

 進行がんは早期がんを超えて広がったがんのことです。ステージ4はリンパ節や離れた臓器への転移(遠隔転移)を基準とするものが多いです。

■ステージ4でも生きられる

「しかし、医療の進歩により、進行がんで根治を目指した治療ができなくても、がんを縮小させたり、症状を抑えたりしてがんとともに生きていくことが可能になっています」(渡邊医師)


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