


2018年は芸能界では転機をむかえた人が多かった。
有働由美子アナはNHKを退局し、日本テレビ系「news zero」のメインキャスターに。ビートたけしや小泉今日子は事務所から独立した。たけしのオフィス北野からの独立は、たけし軍団にも大きく影響を与え、水道橋博士は過労と蓄積疲労のため当面の休養を発表した。
「博士はいろんなことを多面的に考える人ですから。本当は敬愛するたけしさんについていきたかったかもしれませんが、そうもいかない。様々な葛藤はあったでしょう」
と、芸能ジャーナリストの佐々木博之さんは言う。
小室哲哉や小林麻耶の引退に加え、タッキー&翼の解散と滝沢秀明の年内での芸能活動からの引退も衝撃だった。
引退と言えばやはり安室奈美恵。ラストドームツアーを収録したDVD&ブルーレイは、音楽映像作品初の100万枚を超える売り上げに。ラストライブのチケットはプレミア化し入手困難に。「ダサかっこいい」という言葉とともに、再ブレークしたのは「DA PUMP」。16年ぶりの紅白歌合戦出場も果たし、リーダーのISSAは「自分以外のメンバーにとっては初めての紅白」と語った。
音楽ではデビュー曲が80万枚超の大ヒットになった「King & Prince」、ダウンロード数170万超の米津玄師が台風の目。ベテランの沢田研二はコンサートのドタキャンで改めて注目された。韓国の男性7人組グループ「BTS(防弾少年団)」は、メンバーが過去に原爆投下のTシャツを着ていたことなどで批判され、11月の東京ドームのステージでメンバーが謝罪した。
テレビドラマでは、「おっさんずラブ」の注目度が高かった。出演した田中圭と林遣都はともに本誌の表紙に登場。映画化も決まり、人気はいまも続く。
お騒がせだったのが、強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIO元メンバーの山口達也と、飲酒ひき逃げ事故を起こし逮捕された「モーニング娘。」元メンバーの吉澤ひとみ。どちらも国民的人気アイドルグループに所属したメンバーだったが、芸能界を引退した。
お笑い界ではブレークしたくっきーや、「チコちゃん」の中の人として知名度を上げた木村祐一がいる。
両親から受け継いだオーラをまとい鮮烈にデビューしたKoki,。来年春には第1子が生まれる予定の前田敦子・勝地涼夫妻ら、2019年も注目されそうな人たちも下記の一覧に入っている。