チョコフレーク生産終了報道でネット価格が急騰 原因は勘違い? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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チョコフレーク生産終了報道でネット価格が急騰 原因は勘違い?

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岩下明日香週刊朝日

生産終了が発表された森永製菓の「チョコフレーク」=同社提供

生産終了が発表された森永製菓の「チョコフレーク」=同社提供

今後も販売される日清シスコの「チョコフレーク」=同社提供

今後も販売される日清シスコの「チョコフレーク」=同社提供

 長く親しまれてきたお菓子を巡って、また生産終了の“悲報”が届いた。森永製菓が「チョコフレーク」の生産を来年夏までに終了すると発表したのだ。

【今後も販売される日清シスコの「チョコフレーク」の写真はこちら】

 これを受けてネット上では、参考小売価格200円(税抜き)の2~3倍で多数が出品される事態となった。突然の「チョコフレークバブル到来」となったが、実は森永製菓以外での生産は続く見通し。すべてのチョコフレークがもう手に入らなくなるという“チョコッとした”勘違いが、バブルを引き起こしたようだ。

 森永製菓は「チョコフレーク」の生産を終了すると9月28日に発表。1967年の発売から50年あまり愛されてきたロングセラー商品だけに、驚きが広がった。

 コーンフレークをチョコレートで包み、軽い食感が特徴。家庭でテレビを見ながらの「ながら」食べが好評で、テレビがお茶の間に普及するとともに人気となった。

 そんな人気商品も、時代の変化とともに、売り上げが伸び悩むようになっていた。テレビではなくスマホを見ながら食べる人が増えたことで、手がべたつきやすい商品は敬遠されるようになったのだ。森永製菓によると、ほかにも嗜好(しこう)の変化もあるという。

「最近のチョコレート市場では、比較的カカオ感が高い『カカオリッチ』なものが好まれています。手でつまみにくいという話もあり、最近の嗜好に合わなくなってきたと判断しました」

 最近ではカカオのポリフェノールが健康に良いとされ、チョコレート商品は全体的に伸びている。カカオの含有分が70%以上と、通常の2倍近く含まれている「高カカオ商品」も目立ってきた。

 だが、森永製菓ではチョコフレークの売り上げが、5年前に比べて半減。つくっている森永スナック食品(千葉県野田市)の工場が、再編によって2019年12月に閉鎖することもあり、生産終了が決まった。

 困ったのは長年のファンだ。ロングセラー商品が手に入らなくなると、買いだめに走った人もいたようだ。同じようなことは、「カールおじさん」で親しまれた明治のスナック菓子「カール」でも起きた。2017年5月に東日本での販売中止が発表され、ファンの間で「カールショック」が広がった。


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