投手は吉田、内野手は小園、外野手は意外なあの選手 名将が選んだ夏の甲子園2018ベストナイン! (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
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投手は吉田、内野手は小園、外野手は意外なあの選手 名将が選んだ夏の甲子園2018ベストナイン!

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秦正理週刊朝日

吉田輝星(金足農) (c)朝日新聞社

吉田輝星(金足農) (c)朝日新聞社

 夏の甲子園大会は8月21日に決勝が行われ、大阪桐蔭が史上初の2度目の春夏連覇を果たし、幕を閉じた。惜しくも準優勝に終わったが、“ミラクル”金足農の躍進、エース吉田輝星の力投も見事だった。渡辺元智・横浜高校前監督とともに、今大会のベストプレーヤーの中から、ベストナインを選んだ。

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 渡辺前監督は「甲子園はプレッシャーとの戦い」と語る。力を出し切れるメンタルを持っているチームこそが上位に進出するという。

「心技体。技術がどれだけ素晴らしくても勝てないのが甲子園なんです。大阪桐蔭が甲子園でも安定した強さを見せたのは、春夏連覇をするんだという確固たる目標を持っていたからでしょう。『甲子園に出たい』だけでは、その先の戦いでは差が出ます。技術だけではなく、心を鍛えることで、その心がいいプレーを引き出してくれるんです」

 対して、準優勝に終わったが、快進撃を見せ、球場のみならず日本全国を沸かせた金足農については、

「2016年の夏の大会で優勝した作新学院を思い出しました。甲子園という大舞台で1戦ずつ力をつけていきました」

 昨今の高校野球の流行にあらがうかのような、徹底したプレースタイルにこそ、力をつけていった秘密があると、渡辺前監督は分析する。

「フルスイングに徹底するプレー、のびのび野球など、昨今は高校野球が時代の変化の中にいる感じがします。その中で金足農はバントを決め、センター前にしっかり打つ。これを徹底して、ぶれていない。伝統的な野球をしている。これこそが、1戦ずつ勝ち進めるチーム力を支えているように感じました」

 1998年の80回大会で春夏連覇を果たし、甲子園を知り尽くす渡辺前監督。今大会に出場した選手をどう見たのか。ポジション別のベストプレーヤーを選出してもらった。

 投手では真っ先に金足農の吉田輝星が挙がった。

「間違いなく今大会のナンバーワンでしょう。ストレートは速くて重いし、スライダーのキレもある。そして何より、ここぞの場面で三振が取れる」

 吉田は準々決勝まで2桁奪三振を記録。ピンチになるとギアを上げ、伸びのあるストレートで三振の山を築いた。



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