室井佑月「権力の私物化かしら?」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「権力の私物化かしら?」

連載「しがみつく女」

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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中

(c)小田原ドラゴン

(c)小田原ドラゴン

 トランプさんは確かに、米朝首脳会談で拉致問題を取り上げることを明言したが、どの程度取り上げるとはいっていなかった。拉致問題が解決するほど、北朝鮮に強くいうとはいっていない。それなのに、麻生大臣がふざけているというような数十億ドルのアメリカ製品の購入を約束してくるんだよ。

 結局、安倍さんは会見でこんなことをいいだした。

「拉致問題については最終的にはやはり、私と金正恩党委員長、日朝の間で解決しなければならないと決意している」

 そりゃあそうだ。トランプさんに、「何度も何度もしつこいな。おまえの国の話だろ。最終的におまえがなんとかするしかないじゃん」っていわれたかしら?

週刊朝日 2018年6月29日号


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室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

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