高齢ドライバー暴走! 免許返納10のポイント (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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高齢ドライバー暴走! 免許返納10のポイント

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週刊朝日#シニア
90歳の女性が運転し事故を起こした車を調べる警察官ら=5月28日、神奈川県茅ケ崎市(c)朝日新聞社

90歳の女性が運転し事故を起こした車を調べる警察官ら=5月28日、神奈川県茅ケ崎市(c)朝日新聞社

自主返納のチェックポイント(週刊朝日 2018年6月15日号より)

自主返納のチェックポイント(週刊朝日 2018年6月15日号より)

 また高齢ドライバーによる悲しい事故が起きた。神奈川県茅ケ崎市で5月28日、90歳の女性が運転する乗用車が信号を無視して横断歩道に突っ込み、4人が死傷した。

【図表】こんな経験はありませんか…?自主返納のチェックポイントはこちら

 女性は免許更新の際に75歳以上に義務づけられている検査を昨年12月に受け、認知機能に低下の恐れはないと判断されていた。

 家族らから免許の自主返納を勧められており、女性は「そろそろ返そうかな」と口にすることもあったという。県警によると「ひざが悪かったので買い物などに車が便利だった」などとして免許を更新していた。

 女性や家族にとっては、早めに返納すればよかったと悔やまれる結果になった。

 こうしたケースは各地で相次いでいる。前橋市では1月、当時85歳の男性が運転する乗用車に女子高校生2人がはねられて死傷した。

 警察庁によると交通事故は全体的には減少傾向だが、高齢者による事故は高止まりしている。75歳以上の運転者による死亡事故は昨年は418件で、死亡事故全体に占める割合は12.9%。80歳以上による死亡事故は昨年は235件で、全体の7.2%だった。

 事故原因としては、ブレーキとアクセルの踏み間違いといった運転操作の誤りが目立つ。警察庁では「認知機能の低下が死亡事故の発生に影響を及ぼしている」として、免許の自主返納を促進していく方針だ。

 そうは言っても、交通手段としてマイカーは便利だ。公共交通が充実していない地域では、車がないと生活は不便だ。免許更新時の認知機能検査で指摘されないうちは、運転を続けたいという人も多いだろう。

 警察庁の科学警察研究所で交通事故の分析などに関わり、高齢ドライバーの問題にも詳しい伊藤安海・山梨大工学部准教授は、こう呼びかける。

「認知機能検査で問題がないからといって、安心はできません。年を取ると、とっさの状況認識や、判断ミスをしたときの修正力が低下しがちです。運転している本人は自分の欠点が見えにくい。家族に同乗してもらったり、ドライブレコーダーをつけたりすることで、客観的に運転の変化を確認できる環境を作りましょう」


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