こんな生活は認知症予備軍のサイン! セルフチェックで判明

週刊朝日医療健康チーム週刊朝日#ヘルス
 認知症と聞くと「特効薬がない」「不治の病で怖い」「周りに迷惑をかけるのだけは、いや」といった、ネガティブな考えばかり浮かぶ人が多いのではないでしょうか。週刊朝日増刊「ハレやか」4月号では、国立長寿医療研修センター長の遠藤英俊医師に認知症になりやすい生活を取材しました。もしかして…と思ったら自分で確認できる「セルフチェック」付き。認知症は予防することがとても大切です。

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 人間は、ただ長生きすればいいわけではありません。健康な脳を持ち、友人たちと楽しく外出できる足腰を保ち、心にハリがなければいけません。つまり、健康寿命を延ばすことが重要といえます。

 認知症にならないための大切なポイントは3つです。1つ目は「定期的な運動」、2つ目は「バランスのよい食事」、3つ目は「人に関わる」こと。特に1と2は、糖尿病や高血圧、がんなどの生活習慣病の予防で言われていることと同じです。つまり、生活習慣病を予防することが、認知症予防の第一歩なのです。

■高血圧で3.4倍、糖尿病で2.1倍のリスク
 
 1985年から福岡県久山町で実施されている、九州大学の清原裕名誉教授らの疫学調査によると、高血圧の人は血圧が正常な人に比べて、血管性認知症のリスクが約3.4倍。また、糖尿病の人の発症リスクは、血糖値が正常な人の約2.1倍に高まることもわかりました。どんな生活をしていると、認知症や生活習慣病のリスクが高くなるのでしょうか。下記の表でチェックをし、2つ以上当てはまったら、毎日の生活や食事の内容を見直しましょう。

 今日、あなたは誰かと話しましたか? 認知症にならないためには、周囲とのコミュニケーションが欠かせません。スウェーデンのカロリンスカ研究所が、ストックホルム在住の75歳以上の1203人を3年間追跡調査しました。結果、家族や友達が多く「社会的接触」が多い人に比べて、乏しい人は認知症の発症率がおよそ8倍になったといいます。孤独でいると、脳への刺激はなくなる一方です。まずは、顔見知りの人に積極的に挨拶することから始めてみましょう。社会と関わりを持つことが、認知症リスクを低減させていくのです。

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