「疲れがとれない」原因は関節に!? 理学療法士が教える「関トレ」の効果 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
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「疲れがとれない」原因は関節に!? 理学療法士が教える「関トレ」の効果

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笹川大瑛週刊朝日#ヘルス#ライフ#健康

笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)/理学療法士。運動理論の研究の傍ら、運動・トレーニング、姿勢改善のセミナーを開催。全国より医療従事者が集まるなど、支持を集める。

笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)/理学療法士。運動理論の研究の傍ら、運動・トレーニング、姿勢改善のセミナーを開催。全国より医療従事者が集まるなど、支持を集める。

 たとえば、膝の関節を守っている内転筋や内側ハムストリングス(腿の裏)の筋力が低下したとしましょう。内転筋が弱くなるとハムストリングスが過剰に働くので、歩くときに膝が曲がります。腸腰筋の弱い人は大腿筋膜張筋という筋肉を使うので、外側に揺れながら膝が伸びた状態で歩きます。このように人は使える筋肉を使って動くので姿勢や動作に特徴があらわれるのです。リハビリ用語ではこれを「代償動作=トリックモーション」といいます。こうした人は歩く、立つ、座るなどさまざまな日常動作も、すべて膝に負担がかかる動作となっています。
 
 トリックモーションが起こっていたとしても、関節の痛みなどにつながらなければ動作の特徴ととらえられるだけで問題にはなりません。しかし、トリックモーションは特定の筋肉を過度に使っているので、関節への負荷が高くなっています。

 いつも疲労しやすいところがあるのは、筋肉を使う場所が不均等になっている、つまりトリックモーションが起き、余計な負担が関節にかかっている証拠です。そのままにしておくと、関節に痛みが出たり、可動域が狭くなるなど、運動に支障が出てきます。

 関トレによって関節を守る力が高くなると、トリックモーションが軽減されて、多用、過用している筋肉への負担も低くなります。これによって筋肉がバランスよく働き、よい姿勢や動作につながります。

◎笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)
理学療法士。運動理論の研究の傍ら、運動・トレーニング、姿勢改善のセミナーを開催。全国より医療従事者が集まるなど、支持を集める。

※『関トレ 関節トレーニングで強い体をつくる』から抜粋


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