「下着、何色?」“ALS患者の星”藤元さんの“アホ”な闘病生活 (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「下着、何色?」“ALS患者の星”藤元さんの“アホ”な闘病生活

連載「大センセイの大魂嘆!」

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同病の患者には希望の星だった(※写真はイメージ)

同病の患者には希望の星だった(※写真はイメージ)

 SNSで「売文で糊口をしのぐ大センセイ」と呼ばれるノンフィクション作家・山田清機の『週刊朝日』連載、『大センセイの大魂嘆(だいこんたん)!』。今回のテーマは「“A”lways“L”ive“S”oulful」。

*  *  *
 藤元健二が逝ったのは、2017年3月31日のことである。ALSという難病の患者だった。

 最期は胃がん、心臓疾患、肺炎と、三つの病気を併発してあっという間に息を引き取ってしまった。

 藤元は大センセイの高校の同期生だったが、いま思い出してもアホな男だった。

「この三つ(胃がん、心臓疾患、肺炎)に同時に罹患するなんて、すごいと思いますし、ましてや平均余命五年以内のALS患者なわけです。さらっと生きようと思います。それがカッコいいと思いますので」(藤元健二著『閉じこめられた僕』中央公論新社より)

 難病の横綱と言われるALSに重ねて、致死的な病気を三重に患ったことを「カッコいい」と言ってのける神経は、もはやアホとしか言いようがなかった。


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