引退を表明した無良さん(中央)、姉の舞さん(左)とともにアイスショーの会見に臨んだ真央さん(c)朝日新聞社
引退を表明した無良さん(中央)、姉の舞さん(左)とともにアイスショーの会見に臨んだ真央さん(c)朝日新聞社

 今まで応援してくださった方々への感謝を込めて──。

 昨年4月の現役引退からもうすぐ1年。フィギュアスケーターの浅田真央さんが、そんな言葉とともにリンクに帰ってくる。3月16日の会見で、真央さんは自身の初プロデュースとなるアイスショー「浅田真央サンクスツアー」の概要を発表した。

 会見で真央さんは、昨年夏に出演したアイスショーでスケートを滑る喜びを再確認し、ファンの「また真央ちゃんの滑りが見たい」という声にも後押しされて決心したと語った。約80分のショーには姉の舞さん、同日に現役引退を発表した無良崇人さんも出演する。真央さんは、これまで滑ってきたプログラムをメドレー形式で披露予定だという。

 5月3日の新潟を皮切りに、長野、北海道、茨城など、11月まで全国10都市をまわる。最初の公演を主催する新潟総合テレビには、発表と同時に問い合わせが殺到した。

「電話が鳴りやまない状態でした。問い合わせの多くはチケットの入手方法に関して。最初の公演地に選んでいただけてうれしいです」(同テレビ担当者)

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