私の場合、幸いにも手術をするほどの重症ではなく、今はペットボトルを足に挟んで行う体操と、パッドによるケアを続けています。少しずつですが、症状が改善している気がします。

 尿トラブルとうまく付き合えるよう、工夫もしています。例えば、トイレが近くなるこの時期や、ロケや特番などで長時間トイレに行けないときは、万が一、濡れても気づかれにくい黒色の服や、チュニックなどお尻が隠れる長めの上着を選びます。こうした安心材料のおかげで、ママ友とカフェでお茶をしたりするのも平気になりました。

 今は病院で治療ができますし、ケア用品も充実しています。まずは勇気をもって周りに相談してみることをおすすめします。

週刊朝日 2018年1月5-12日合併号