丸山茂樹「もうそんな時代じゃない」大相撲の暴力問題に意見
連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」
プロゴルファーの丸山茂樹氏が、松山英樹選手のホールインワン、角界の暴行事件について語った。
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国内男子ツアーの「ダンロップフェニックストーナメント」(11月16~19日、宮崎・フェニックスCC)は、27歳のブルックス・ケプカ(アメリカ)が圧巻の2連覇でした。2位に9打差と、尋常じゃない強さでしたよね。
コースマネジメントに徹することができるってのが、彼のえらいところ。最近の飛ばし屋には何でもかんでもドライバーでガンガンいく選手が多い中で、今回もケプカはドライバーをあんまり持たなかった。狭いフェニックスでの戦い方を優先して、勝ちにいくゴルフを貫きました。普通は「日本に来たからドライバー見せてやれ」みたいな感じでガンガンいっちゃうんですけどね。アプローチもパターも非常にクオリティーが高いです。
通算10アンダーの5位だった松山英樹(25)は、最終日の3番でホールインワンを決めました。試合では初めてで、相当うれしかったみたいです。
次の日にテレビ番組の収録で会ったら、余韻冷めやらずといった感じで、そのときの様子を話してくれました。
最近は島根、福井、石川と、立て続けに講演のお仕事をいただきました。だいたいどこも90分話すんですけど、島根なら「初上陸しました」で入ったり、福井なら「昨日はカニをいただきました」なんてね。そこからゴルフの話や僕の人生の話に入っていきます。金沢は片山津という名門コースが60周年だったので、その歴史について。そこは戸張捷(しょう)さん(72)と一緒だったんです。二人で話をして、非常に盛り上がりましたね。
僕は一人で呼ばれた講演の場合でも、聞き手をつけてもらうんです。自分で話すのもいいんですけど、間延びしないようにするのが難しい。ある程度で切り上げて、次の話を振ってもらえるとうまくいくんです。でも打ち合わせはごく簡単にしかしません。あれを話して、これを話してってやってると、絶対話さなきゃいけない気になっちゃう。
