「不倫は常にサスペンス」カトリーヌあやこが「フリンジマン」を批評 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「不倫は常にサスペンス」カトリーヌあやこが「フリンジマン」を批評

連載「てれてれテレビ」

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カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

(c)カトリーヌあやこ

(c)カトリーヌあやこ

 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、不倫をテーマにしたドラマ「フリンジマン~愛人の作り方教えます~」(テレビ東京系 土曜24:20~)をウォッチした。

【イラストはこちら】

*  *  *
「愛人教授」(ラマン・プロフェッサー)の異名を持つ井伏(板尾創路)。最高同時愛人数11人という彼が、さえない男たちに愛人の作り方をレクチャーする。

 ちなみに同じ土曜の夜、テレビ朝日では、東大卒童貞エリート(三浦春馬)が、どうしたらセックスに持ち込めるかを学ぶ「オトナ高校」というドラマを放送中。

 不倫も童貞卒業もマニュアルが必要、そんな世の中でございます。

 井伏いわく「愛人にするのは『好きな人』ではありません。『都合のいい女』です」。例えるならば、10分だけ会って帰っても文句を言わない女。いるのか、そんな女。今は都合のいい女でも、いずれきっと不倫男の家のドアの前に立ち、「来ちゃった」って言うはず。

 しかし井伏は言う。「愛人関係は、割り切った大人の関係です。感情を捨てなければ任務は遂行できません。マシンになるのです!」。いい女だなとか、おっぱい大きいなとかそういう次元じゃない。そこまでして不倫をしなければならないという、もはや義務。「文春砲」で騒がれた皆さんに欠けていたのは、この覚悟。


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