「こんなはずではない、と、何度も何度も、ギターを担げず、こんなはずではない、と、何度も何度も、歌いたい!、と、優柔不断した挙句、演奏不可能と、しかも、布団の上で、決めさせて、いただきました」

「久しぶりの関西で、力の限り、歌いたかった!デビューした時から、あの場所、この場所と、あの顔、この顔と、僕を支えてくれた。デモ、どうしょうもない事って在るんですね。悔しい!」

「貴方が命がけで稼いだ金で、僕の言音一致の純音楽への信頼込みで、優しさ=友情厚く、チケットを、購入してくれた。しかし、エンケンは、貴方の、その、エンケンの言音一致の純音楽への信頼と、優しさ=友情を、反故(ホゴ)にしてしまった。悔しい!」
(いずれも「遠藤賢司ブログ館」の記述から引用)

「夜汽車のブルース」「満足できるかな」「カレーライス」「東京ワッショイ」「不滅の男」「君にふにゃふにゃ」……数々の名曲が遺った。

(本誌/佐藤修史)

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