「胃袋をぐっとつかまれるほどおいしい」大地康雄が唸った“塩煮” 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「胃袋をぐっとつかまれるほどおいしい」大地康雄が唸った“塩煮”

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イシモチと小ハマグリの塩煮西魚は時期に応じて旬の白身魚を使用。沖縄のマース煮やイタリア料理のアクアパッツァにヒントを得て生まれたメニュー。酒と塩、少々の鰹出汁と薄口醤油で魚とハマグリ、ゴボウをあっさりと煮、仕上げに白ネギと九条ネギを散らして香ばしく。1200円。税別(撮影/写真部・岸本絢)

イシモチと小ハマグリの塩煮
西魚は時期に応じて旬の白身魚を使用。沖縄のマース煮やイタリア料理のアクアパッツァにヒントを得て生まれたメニュー。酒と塩、少々の鰹出汁と薄口醤油で魚とハマグリ、ゴボウをあっさりと煮、仕上げに白ネギと九条ネギを散らして香ばしく。1200円。税別(撮影/写真部・岸本絢)

ことはじめ東京都世田谷区砧8-9-8 島屋ビル2F-B/営業・18:00~翌3:00/休日・木(撮影/写真部・岸本絢)

ことはじめ
東京都世田谷区砧8-9-8 島屋ビル2F-B/営業・18:00~翌3:00/休日・木(撮影/写真部・岸本絢)

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は俳優・大地康雄さんが紹介する「ことはじめ」の「イシモチと小ハマグリの塩煮」だ。

*  *  *
 このお店で最初に驚いたのは、豚バラの甘辛煮でした。私は熊本生まれ沖縄育ちなんですが、沖縄では豚バラはおなじみの食材。そこには一家言ある私が、思わず唸(うな)るほどおいしかったんです。さらに魚料理のメニューを見たら、塩煮とある。参りましたね。沖縄の煮魚はマース煮といって、塩煮が多いんです。もちろん即、お願いしました。

 まず、胃袋をぐっとつかまれるほどおいしいのがスープ! ハマグリのコクと上品な白身魚、散らしたネギとゴボウが香りを添えて、なんとも滋味深い。食べながらふと、脳裏におふくろの顔がよぎったほどです。

 店主はまだ20代の若さで、独立したばかりだという。料理はすべてオリジナルで、時間をみつけては各地の料理を食べ歩くほど勉強熱心。厨房できびきびと動くさまも何とも気持ちいい。それを見ていたくてカウンターを選んで座るほどです。

 若者を応援するつもりで通い始めたのに、気づけばこっちが元気をもらっていた。ここはそんなお店なんですよ。

「ことはじめ」住所:東京都世田谷区砧8-9-8島屋ビル2F-B/営業時間:18:00~翌3:00/定休日:木

週刊朝日 017年9月8日号


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