浮気性の亭主関白としてのイメージが強い人気俳優の梅沢富美男さん。植物療法士で妻の池田明子さんにしか見せない家庭での素顔とは?
※「梅沢富美男の仰天エピソード! 芸能リポーター追いかけ事件」よりつづく
* * *
――仕事終わって家に帰れば「いたって普通のおやじ」
夫:そりゃ、セリフ覚えるためにブツブツ言ってたりはしますけど、仕事の話は家庭に持ち込みません。
妻:私の仕事にも口出ししませんしね。
夫:家族の前で夫婦げんかもしません。テレビじゃ浮気性の亭主関白、なんて言われてるみたいですけど。
妻:それは……ねえ(笑)。
夫:あのね。僕は遊んでますよ。クラブやキャバレー、いろんなお店にも行くけど、「遊びに来てください」っていうところへ「遊びに」行ってるだけ。浮気とは違うでしょ。
妻:あははは。
夫:だからってわけじゃないけど、絶対に素人には手を出さない。それだけは守ってますよ。
妻:今まで、焼きもちを焼かなかったわけじゃないですけど……。
夫:うふふふ。
妻:この人がうまいなあ、って思うのはね、みんなでワイワイ集まってる席で「こんなことがあってさぁ」って浮気話を笑い話にして自己開示しちゃうんです。で、げらげら笑って、はいおしまい!
夫:まあ今は、玄人さんでもマスコミに暴露する人はいるからね。やりづらい世の中だよね(笑)。
妻:こんなこと言ってますけど、本当に優しいんです。料理でも何でもできる。私が忙しいと、自分にできることをどんどん見つけて、助けてくれるんです。
夫:彼女は彼女で、結婚直後からとにかく、家庭内では僕を立ててくれる。
妻:「お父さんが、一番偉いんだよ」って言うのは徹底してましたね。
夫:子供が小さいころは「お父さんが一生懸命働いているから、あなたたちは学校に通えてるんだよ」ってね。特に彼女のお母さんが、孫娘たちに言い聞かせてくれて。本当にそれはありがたいですね。
――長女を出産したころ、妻の父が脳卒中に倒れ、半身不随に。妻はその介護と育児に追われながら、以前から興味のあった東洋医学やアロマセラピーを本格的に勉強。やがて父を見送り、修士号も取得。2006年にはフィトセラピスト(植物療法士)を養成する学校も創設した。