マック鈴木「考えてみてよ。お互い30代後半ですよ? それで1年付き合ってきて、今さら「僕と付き合ってください」なんて、言えます?」 (※写真はイメージ)
マック鈴木「考えてみてよ。お互い30代後半ですよ? それで1年付き合ってきて、今さら「僕と付き合ってください」なんて、言えます?」 (※写真はイメージ)

結婚してください!」。バラエティー番組で、女性側からの「プロポーズ」が話題になったお笑いコンビ「クワバタオハラ」の小原正子さんと元メジャーリーガー・野球解説者のマック鈴木さん。しかし、付き合う時から紆余曲折があったそう。

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妻:私の第一印象、良くなかったらしいですよ。

夫:初めて会ったのは、彼女が経営していた飲み屋でした。酔っぱらって、タバコふかして、片手にワイングラス……。印象良いわけないじゃないですか(笑)。

妻:2011年の秋でしたね。生活の安定のためにお店をやってたんです。で、常連の方が「今度マック鈴木を連れてくるから」って。

夫:僕の球団の関係者だったんです。

妻:彼のことはまったく知らず、事前にネットで調べたら、まあ、金髪の写真とか、けんかとか、物騒なプロフィルばかり出てきた。うわ、怖い人やで、と。

妻:今の私からは想像もつかないでしょうけど、子供のころは引っ込み思案だったんです。

夫:優等生だったんだよね。

妻:親や先生の言うこと、何でも聞かなくちゃ、っていう子。母親の意向で髪の毛もお尻ぐらいまで伸ばして。それで母が私につけたあだ名が「モナリザ」!

夫:……個性的だね(笑)。

妻:人前に出るのが苦手。担任の先生は何とかしなきゃと思ったんでしょうね。クラブ活動を選ぶときに「小原さんは朗読が上手だから、演劇部がいいよ」って。

夫:人前が苦手なくせに、朗読が得意だったの?

妻:学校でおとなしくしてた反動かなあ。家では母や弟の前で、本を声に出して読んでた。「走れメロス」なんて、セリフに感情込めちゃって。丸暗記もした。

夫:それが演劇少女の始まりか……。

妻:よそのクラスに行って読み聞かせしてらっしゃいって先生に言われて。それで私、どんどん変わっていった。先生に感謝ですね。

――妻は中学、高校で演劇部に所属。大学でも芸術学部で演劇を学び、小劇団で活動。卒業間際で劇団は解散し、就職活動をした。

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