年収1600万円以上が約半数! 医者のリアルな「お金」と「仕事」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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年収1600万円以上が約半数! 医者のリアルな「お金」と「仕事」

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勤務時間やお金など、医師の「リアル」を探ってみた (※写真はイメージ)

勤務時間やお金など、医師の「リアル」を探ってみた (※写真はイメージ)

「超難関」といわれる医学部受験を突破した学生のほとんどが、医師を目指しているはずだ。ただ、医師と一口に言っても、外科、内科、産婦人科など、医師にとって「所属部署」にあたる診療科の選択次第で、その後の人生を左右する。厚生労働省などのデータを基に勤務時間やお金など、医師の「リアル」を探ってみた。

 医師になったら選び取らなければならないものがある。それが診療科だ。

 医師にとっての診療科は、一般会社の営業、事務、経理、総務、人事などに当たり、キャリアの分かれ道になる。診療科によって年収や勤務時間などが変わるため、診療科選びがその後の人生を左右するといっても過言ではない。

 発売中のアエラムック「医者・医学部がわかる」では、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」(2014年)などのデータに基づき、医師の性別や開業医、若年世代の割合を診療科別に算出した。

 まず、「女性医師の比率」を見てほしい。皮膚科や眼科など、比較的リスクの低い診療科に女性が集中していることがわかる。反対に、外科系の整形外科医、外科医、救急医がワースト3となっている。出産や育児を考慮して勤務時間が比較的短い非外科系を選ぶ女性が多いという。

【女性医師の比率】
1位 皮膚科医 46%
2位 麻酔科医 38%
2位 眼科医 38%
4位 小児科医 34%
4位 産婦人科医 34%

 一方、外科医と整形外科医では9割以上を男性が占め、事実上の“男性社会”となっている。重労働になりがちな外科系では女性が活躍しにくいという側面もある。「医師数の34歳以下比率」「勤務時間」を見ると、最も勤務時間が長い救急医は、医師数の34歳以下比率でもトップに立つ。男性比率も88%と高く、若い男性医師たちが救急現場を支えていることがわかる。

【34歳以下比率】
1位 救急医 35%
2位 麻酔科医 29%
3位 放射線科医 23%
4位 外科医 18%
4位 小児科医 18%
4位 産婦人科医 18%

【勤務時間(週)】
1位 救急医 54時間
2位 外科医 53時間
3位 小児科医 52時間
4位 産婦人科医 49時間
5位 整形外科医 47時間

 同書では、これらの調査とは別に、医師専用コミュニティーサイト「MedPeer(メドピア)」の協力を得て、16年12月、現役医師534人にアンケートを実施。医師の実情をさらに掘り下げた。


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