昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」に阿茶局役で出演し、注目を浴び“再ブレーク”している斉藤由貴さん。最近は放送中のドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」(NHK)では、撮影のため名古屋に通い、なおさら忙しかったそう。それでも美しさを保つ秘訣を作家の林真理子さんが聞きました。
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林:名古屋はいかがでしたか。
斉藤:週に4日ぐらい行っていたので子どもたちは可哀想だったんですけど、私は空いてる時間にお買い物したり映画見たりできて、楽しんでました。私、お買い物がすごく好きで、ストレス解消でバーッと買っちゃったりするんです。
林:まあ、そういうことに興味がない方なのかと思ってました。ブランド品も買っちゃう?
斉藤:特にブランド品が好きというわけではなくて、いろいろ見て回るのが楽しいんです。100円ショップや300円ショップとかでも。
林:意外です。斉藤さんって、いまの朝ドラ(「べっぴんさん」)みたいに、お家で刺繍や編み物をしているイメージでした。
斉藤:手作業は全くダメで、そういう意味ではぜんぜん女らしくないんです。雑なんですよ。子どものお弁当も全部が手づくりとかではなくて、冷凍食品とかも普通に使うし。
林:そうなんですね。名古屋ってお買い物も楽しいけど、おいしいお店もいっぱいあるでしょ?
斉藤:それはぜんぜん行かなかったですね。
林:それでこのスリムな体形を維持しているんですか? サイズ、お若いころから全然変わってないんじゃない?
斉藤:いえいえ、私、子どもが3人いるんですが、1人産むごとにどんどん太っていったんです。それで5年ぐらい前にダイエットして、2カ月で10キロ落としました。
林:えっ、な、何を食べて?
斉藤:食べなかった。
林:体にさわりませんか?
斉藤:さわることを承知でやったんです。健康的に無理なく、時間をかけてというのが、自分の性に合わないことがわかっていたので。体に無理があろうがなかろうが、とにかく集中して短期で結果を出そうと決めて、3カ月でトータル11キロ落としました。