「カピバラなりに空気読んでた」丸山茂樹がリオ五輪を振り返る (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「カピバラなりに空気読んでた」丸山茂樹がリオ五輪を振り返る

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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男子で21位の池田勇太(右)、54位の片山晋呉 (c)朝日新聞社

男子で21位の池田勇太(右)、54位の片山晋呉 (c)朝日新聞社

 ヘッドコーチとして、リオデジャネイロ五輪に参加した丸山茂樹氏が、選手たちの奮闘と成果を報告する。

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 ごぶさたしました! リオデジャネイロから帰って参りました。オリンピック期間中はメディア活動ができないため、4週ぶりの連載復活になります。

 治安が悪いというのが最大の懸案事項でしたから、まずは我々ゴルフチーム、そして日本からリオ入りしてたみなさんに何事もなくてよかったというのが最初の感想ですね。万が一の事態に備えて、ゴルフ関係者の移動の車は、すべて防弾車にしてもらいました。僕はもうホテルに引きこもってましたんで、怖い思いはゼロでした。ただ空港からゴルフ場に向かうときに、車内から「このあたりは危なそうだな」と感じた場所はありましたけどね。

 ゴルフ競技は4日間72ホールのストローク戦。ツアーと同じ個人戦ですね。日本からは男女とも2選手が出たので、一人のラウンドを追いかけてると、もう一人が見られません。なんとかうまく二人を行き来して、拍手したり声を出したりして盛り上げました。ヘッドコーチといってもそれしかできないんですよね。

 ゴルフ場はほぼ完璧な状態で、天気も男子の方は少し悪かったですけど、さほどひどい感じにもならなかった。そういう意味ではトーナメントとしては、すごくよかったんじゃないかなと思います。

 男子が先にあり、ジャスティン・ローズ(英)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が最終日最終組で、首位で並んで18番を迎えました。ローズがバーディー、ステンソンがボギーで決着。銅メダルはマット・クーチャー(米)。さすがに世界ランキング上位がメダルを持っていきましたね。

 日本勢は池田勇太(30)が74、69、69、69の通算3アンダーで21位。片山晋呉(43)は74、75、77、66の通算8オーバーで54位でした。二人とも初日にたたいたのが響きました。

 晋呉は自分のリズムでゴルフができないまま進んでいった。最終日は意地を見せましたけどね。勇太にしても初日にもう少し抑えられてれば。それでも苦しい中、緊張感のある中、最後はだいぶ盛り返してくれました。最終日は一時6位タイだったので、一瞬メダルが見えたんですけど、14番以降で落とし穴につかまったのが残念ですね。


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