「嘘に聞こえないし、本人のイメージが下がらなかった」と碓井教授。

 実はこの「開き直り型」、けっこう多い。

 矢口真里(33)は騒動直後に「一緒に住んでます」と発言し、炎上した。だが、なかには、後世に残る“名言”も。森本レオ(73)は年下女性との関係を「異文化交流みたいなもん」と豪語し、元祖トレンディー俳優、石田純一(62)は「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」と発言し、大バッシングされたものの、20年の時を経て、「言葉の意味が深い。哲学のよう」(岡野さん)。

「好きになったひとにたまたま家庭があったの」。現在の夫、糸井重里と交際中だった樋口可南子(57)のセリフだ。

 古谷一行(72)はAV女優との情事を問われ、「関係を持ったという事実に対しては後悔していませんが、表沙汰になったことは後悔しています」。

 潔さに芸能記者は虚を突かれた。現場を直撃された“セクスィー部長”沢村一樹(48)は最後に言った。

「いやもう、したでもいいですよ。バックでしました」

 もうこうなると一回転して好感触か。よい子のみなさんはまねしないでね。

週刊朝日 2016年4月15日号より抜粋