プロ野球で新ルール導入 東尾修「1点の判断が重要に」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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プロ野球で新ルール導入 東尾修「1点の判断が重要に」

連載「ときどきビーンボール」

週刊朝日#東尾修
あっと驚くようなプレーが見られるかも?(※イメージ)

あっと驚くようなプレーが見られるかも?(※イメージ)

 今季から本塁の危険な衝突を禁じる「コリジョンルール」が導入される。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、新ルールにより「無死一、三塁」でドラマが起きると分析する。

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 本塁上での走者と捕手の衝突プレーを禁じる「コリジョンルール」を改めて考えてみたい。この新ルールをめぐり、攻守にいろんな選択肢が出てくる。オープン戦や公式戦で、あっと驚くようなプレーが見られるかもしれない。

 新ルールでは、捕手が走者の走路をふさいではならない。走者が捕手に体当たりしてもいけない。従来当たり前だった捕手の「ブロック」が認められず、セーフになる可能性が高まる。

 これが攻守に与える影響を作戦面から考えると、一番興味深いのは「無死一、三塁」または「1死一、三塁」だろう。この場面の攻防は、今年の野球界の大きな注目点になる。各球団も、春季キャンプから守備や走塁の練習に力を入れている点である。

 昨年までなら「無死または1死一、三塁」のケースで、打順が回ってきた中軸打者は「最低でも外野へ犠牲フライ」と考えた。力のない打者でも「何とか野手の頭を越える打球を」と意識しただろう。

 だが、新ルールでは、ゴロでも本塁がセーフになる可能性は高い。この場面でパワーヒッターを代打に送るよりも、足が速く、ゴロを打てる選手を起用したほうがいいかもしれない。併殺の可能性も減るからだ。そう考えると、ベンチに入れる選手の顔ぶれさえ昨年までと変わってくるよ。


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