高橋、金本、ラミレス 貧乏クジ引いた新監督は… (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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高橋、金本、ラミレス 貧乏クジ引いた新監督は…

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巨人監督のオファーを受けた高橋由伸(左)と阪神監督の金本知憲 (c)朝日新聞社

巨人監督のオファーを受けた高橋由伸(左)と阪神監督の金本知憲 (c)朝日新聞社

 日本シリーズ開幕直前の10月23日、巨人が高橋由伸選手兼打撃コーチの監督就任を発表した。高橋は現役を引退し、12球団最年少の40歳での就任となる。阪神の金本知憲新監督(47)、DeNAのアレックス・ラミレス新監督(41)とともに、セ・リーグは一気に監督が若返った。

「巨人の新監督決定が12球団で最後になったことに野球賭博問題が絡んでいたのは明らかです」

 ベテランの野球記者が苦笑交じりにそう話す。

 9月26日、一部スポーツ紙が1面で「原監督V逸なら解任も」と報じた。関係者の間では「続投要請が来ず、原監督自身が昵懇(じっこん)の記者に書かせ、続投を催促したのでは」と囁(ささや)かれた。

 その9日後、巨人は野球賭博問題を公表した。先のベテラン記者が続ける。

「賭博問題の焦点は、反社会勢力との交際があったか否か。それを掘り起こすと、3年前に騒がれた原監督の“1億円問題”に行きつく恐れがある。原監督が1億円を払った相手は暴力団関係者だったが、球団は『本人は知らなかった』と押し通した。今回、賭博問題を公表することで、『もう庇(かば)えないよ』と球団が原監督に圧力をかけたんです」

 この間、巨人は次の監督選任に向けて動いていない。世間に“原監督を切った”と見られたくなかったのだろう。クライマックスシリーズ(CS)で敗れると、ようやく「ポスト原」をめぐる動きが活発化する。

 球界関係者が言う。

「巨人は本当は松井秀喜にやってほしいが、彼はまだ日本に戻る気がない。噂になった江川卓は『空白の一日』の後始末で苦労したナベツネさん(渡辺恒雄・最高顧問)が生きているうちはありえない。候補の一人だった川相昌弘は選手から嫌われています(笑)」

 さらにこう続ける。

「結局、由伸にやらせるしかなかったんですよ。父親の多額の借金を巨人が肩代わりすると噂されて入団した彼は、天才打者と評されながらもメジャーに行かず、こんな難しい時期に監督就任を要請されちゃった。球界では『可哀想に。でも、断れないよな』と言われていました」


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