麦焼酎「いいちこ」のワイナリーが造るスパークリングワインとは? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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麦焼酎「いいちこ」のワイナリーが造るスパークリングワインとは?

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 フード&ワインジャーナリストの鹿取(かとり)みゆきさんが、日本ワインを紹介する。今回は、大分県宇佐市安心院町の「安心院(あじむ)スパークリングワイン」。

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 安心院葡萄酒工房は、麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類が営むワイナリーだ。そのスパークリングワインと聞いて戸惑いを感じる人もいるかもしれない。しかし、まずは試してみてほしい。仏国のシャンパンと比べても全く遜色がない。

 2006年、醸造家の古屋浩二さんは、日本では前例の少なかったシャンパンを造るのと同じ製法に挑戦した。発酵が終わったワインに糖分と酵母を改めて加え、瓶に詰めてもう一度発酵をさせる方法だ。発酵によって生じた二酸化炭素は行き場を失い、ワインに溶け込み、きめ細かい泡となる。

「おいしさの決め手は、2回目の発酵前のワインにあります」と古屋さんは語る。

 収穫時期が異なるブドウから造った数種類のワインのブレンドの微妙な割合で、香ばしさやフルーティーさが変わる。数年間、寝かしたワインも少量混ぜることで、まったりした味わいも生まれる。8年間、改良を重ねて、このブレンドに行き着いた。複雑な味わいは、ワイン通も納得の一本だ。

(監修・文/鹿取みゆき)

週刊朝日 2015年9月25日号


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