<郷愁のチキンライス> 池波正太郎も愛した銀座の老舗で (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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<郷愁のチキンライス> 池波正太郎も愛した銀座の老舗で

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週刊朝日#グルメ
池波さんもこの席で食べただろうか。1300円(撮影・岸本絢)

池波さんもこの席で食べただろうか。1300円(撮影・岸本絢)

「大人のチキンライスという雰囲気でしょうかね。昔の人は、よく食べてよく飲まれましたから、“シメ”に注文されることもありました」

 と、木田さん。

『食卓の情景』の中で、チキンライスは旅先で食べるのが好きで、東京ではあまり食べないと書いている。木田さんは言う。

「池波先生がよく召し上がられていたのは、やはりカツレツやカキフライ、ハヤシライスあたりでしたが、チキンライスも時々ご注文されていましたね」

 煉瓦亭での現在の人気メニューは、ハヤシライスやオムライス。チキンライスは「ぽつぽつ」で、目立たない存在ではある。

「変わらないのが特徴とでも言うんでしょうか。派手じゃないけど、なくならない。私は、日本人に合う料理だと思います」

 100年愛されたチキンライス、である。

(太田サトル)

週刊朝日  2015年8月14日号


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