永作博美 演技するのは恥ずかしいと思ってたアイドル時代

2015/05/26 11:30

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 5月30日から全国公開される映画「夫婦フーフー日記」の主演など、数々の映画やドラマで活躍する永作博美さん。アイドルグループに所属していた彼女だが、作家・林真理子さんとの対談で、元々演技に対して恥ずかしいと思っていたという。

*  *  *
林:永作さんがアイドルグループ(ribbon)にいたなんてこと、今の若い人は知らないでしょうね。

永作:でしょうね。でも、今はインターネットがありますから。ユーチューブで見たりしてる人も意外といるみたいです。

林:もともとオーディションを受けたんですか。スカウトじゃなくて。

永作:いちばん最初はオーディションでした。「オールナイトフジ」の女子高校生版を夏休みに1日だけやるというんで、応募したら受かって。そこからですね。

林:典型的なアイドルコースですよね。そこからこれだけの女優さんになるってすごいな。いろんなかわいいアイドルがいるけど、本当の女優さんになって主演までするって、何万人に1人ですよね。

永作:何の因果かこんな道を進むことになりました(笑)。目の前にあることを必死でやってきて、気がついたらこうなっていたという感じなんですけどね。

林:一度劇団に入って、演技の勉強をしたんでしょう?

永作:劇団に入ったわけではないんですが、仕事の一環で「劇団☆新感線」の舞台に出演したとき、「お芝居っておもしろいかもしれない」と思ったんです。そのころはまだ3人組だったんですけど。

林:最初からお芝居に興味があったわけではないんですね。

永作:それまでは演技をすることは恥ずかしいと思ってたんです。「ウソだし」と。でも演劇って毎日同じ稽古をするじゃないですか。その中で「恥ずかしい」という壁を越えるというか、ぶち破る瞬間があったんです。そこを抜けたらすごく気持ちよくなって、「この快感は何だろう。もうちょっとやってみようかな」と。それが20年ぐらい前です。

林:それが今や、主演のテレビや映画が目白押しで。

永作:ほんとにありがたいです。難しい役ばかりやらせていただいて(笑)。

週刊朝日 2015年5月29日号より抜粋

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