室井佑月「マスコミが権力ベッタリで負のスパイラルに」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「マスコミが権力ベッタリで負のスパイラルに」

連載「しがみつく女」

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古賀茂明氏(右)と室井佑月氏(撮影/写真部・岡田晃奈)

古賀茂明氏(右)と室井佑月氏(撮影/写真部・岡田晃奈)

「報道ステーション」での「政府の圧力」発言が、自民党による事情聴取に発展、議論を呼んでいる古賀茂明氏。作家の室井佑月氏との対談で、テレビ局の在り方について議論した。

*  *  *
室井:負のスパイラルができているんですよ。今、権力側にマスコミがべったりで、スクープあげる必要がないじゃないですか。政権のリーク情報でいいんだから。読者の味方がいないから、余計に権力に擦り寄る。日本は新聞社もテレビ局もありすぎるじゃないですか。それで生き残ったら売れると思っているけど、読者がその正義を信じられなくなってきているんです。

古賀:僕は「報ステ」というのはある意味、世論のひとつのメルクマールになる番組だと思う。NHKのニュースもみんな見る。だいたいマスコミは「報ステ」、NHKを見て、その次の日以降のいろんな論調の基準にするわけです。中でも「報ステ」は、かなり踏み込んで政府批判もする番組だと視聴者は思って見ているわけです。だからこそ、頑張らないといけない。

室井:今のメディア構造が気持ち悪い。他の国だったら自分の思想によって、読んだり見たりするものが違うでしょ。中立公平と言ってもウソなのに、それをメディアは謳いすぎると思うの。うちの考え方はこう、と正直に言ったほうがいいし、売れると思わない?


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