岡田克也民主代表 「残業代ゼロ」では生産性上がらない (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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岡田克也民主代表 「残業代ゼロ」では生産性上がらない

連載「ギロン堂」

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岡田克也氏(左)と田原総一朗氏(撮影/写真部・植田真紗美)

岡田克也氏(左)と田原総一朗氏(撮影/写真部・植田真紗美)

 賛否両論となっていた「残業代ゼロ法案」が閣議決定した。数の力でゴリ押しする安倍政権。野党最大の民主党・岡田克也代表(61)は今の経済をどうみているのか。ジャーナリストの田原総一朗氏が切り込んだ。

*  *  *
田原:経済についてもうかがいたい。岡田さんは衆院予算委で、格差拡大について指摘していましたね。

岡田:残念ながら安倍さんは「許容できないような格差は認められない」というお話でしたが、米国のように1%の人に富が集中する格差と違い、日本は中間層が貧困に陥りつつある。特に母子、父子家庭の相対的貧困率が5割超なのが深刻で、OECDの中でも最悪です。政府の手当てをしっかりする必要がある。

田原:日本は非正規雇用が約4割もいて、非常に多いと言われていますね。

岡田:非正規雇用は過去20年で大幅に増えましたが、身分の不安定さに加えて、生涯賃金が上がらないことが最大の問題です。これは少子化にも直結する話で、やはり所得が少ない人ほど結婚していない割合が高い。結婚しているカップルには平均1.92人くらい子どもがいるので、あまり昔と変わっていない。結婚しない人が増えていることが少子化問題の本質なのです。

田原:なぜ、非正規雇用がこんなに増えてきたのか。


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