村木厚子厚労事務次官「私は楽しむことを見つけるのが上手なんです」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

村木厚子厚労事務次官「私は楽しむことを見つけるのが上手なんです」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

このエントリーをはてなブックマークに追加
北原みのりさん(左)と村木厚子さん(中央)。村木さんの著書『私は負けない』で聞き手と構成を務めた江川紹子さん(右)も一緒に(撮影/写真部・工藤隆太郎)

北原みのりさん(左)と村木厚子さん(中央)。村木さんの著書『私は負けない』で聞き手と構成を務めた江川紹子さん(右)も一緒に(撮影/写真部・工藤隆太郎)

私は負けない

村木厚子著

978-4120045509

amazonamazon.co.jp

現代の肖像 春名風花 (eAERA) [Kindle版]

北原みのり著/今村拓馬写真

B00JR5M4VM

amazonamazon.co.jp

現代の肖像 小島慶子 (eAERA) [Kindle版]

北原みのり著/戸澤裕司写真

B00JR5M3SQ

amazonamazon.co.jp

 郵便不正事件で逮捕されるも無罪となった村木厚子厚生労働事務次官が『私は負けない』(中央公論新社)を上梓した。164日もの拘留生活を耐え抜いた“秘訣”をコラムニストの北原みのりさんが、直球勝負でズバリ切り込んだ。

*  *  *
北原:『私は負けない』、拝読しました。負けないための闘いに必要なのは、折れない心、体力、プロの支え、家族、経済力とこの五つが揃う幸運、という村木さんの闘い方、ぜひ教えてください。

村木:自分で意識したことはなかったんですよ。ただ今回裁判をやってみて思ったことが、一つは割と私は楽しむことを見つけるのが上手なんだなということ。裁判の傍聴に来ていた江川さんを見つけたときには、「あ! 江川紹子だ!」って(笑)。2人の娘たちもそうで、「江川紹子が東京からわざわざママの裁判を聴きに来てる!」って大騒ぎなんです(笑)。もう一つは、あまり高望みをしないことですね。

北原:目標設定を低くするとおっしゃっていました。

村木:私はずっと同じ仕事をやってきましたので、目標設定が低くても、長い時間をかければ、ずいぶん遠いところまで行けるというのがわかりました。その距離というのは、どんなに足が速くても、馬力があっても、短い時間ではたどり着けない距離なんです。せっかくここまで来たんだから、もう少し歩こうか、坂道がきつくなってきたけど、もうちょっと登ってみようか。そうやって、ここまで来たような気がしています。

週刊朝日  2013年12月13日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

北原みのり

北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい