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28日(水)は、積雪の多い所では、雪どけがどんどん進んでいます。12時の積雪を、27日(火)と比べると、秋田県湯沢市秋ノ宮(湯の岱)では17センチ、新潟県魚沼市西名(守門)で16センチ少なくなりました。除雪作業は慣れていても、必ず2人以上で、安全を確認しながら行ってください。

豪雪地帯 雪どけが進んだ

27日(火)から28日(水)にかけては、大雪となった所では、雪どけが進みました。

12時の積雪を比べると、秋田県湯沢市秋ノ宮(湯の岱)では17センチ、新潟県魚沼市西名(守門)で16センチ、山形県金山町と山形県西川町大井沢で14センチ、福島県桧枝岐村で12センチ、群馬県みなかみ町と岐阜県白川村、岐阜県飛騨市河合で11センチ、少なくなりました。

秋田県湯沢市秋ノ宮(湯の岱)では、クリスマス寒波によって、24日(土)から最深積雪100センチ以上が続いていましたが、28日(水)1時には積雪99センチを観測し、12時の積雪は93センチでした。

年末年始 雪の強まる日は? 除雪作業のタイミングは?

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この年末年始、日本海側で雪が強まるタイミングは、大きく2回、ありそうです。

まず1回目は、12月29日(木)。極端な大雪ではありませんが、北海道を中心に雪の範囲が広がり、積雪が更に増えるでしょう。

そして2回目は、1月2日(月)頃から。年明け寒波の影響で、広い範囲で、4日(水)頃にかけて、大雪が長引く可能性があります。

この雪の強まる日を避けて、雪が止んだり弱まったりしている間に、除雪作業を進めてください。

雪下ろしの注意点

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屋根に積もった雪は、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。

(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。

(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。

(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

「雪に慣れているから」と油断は禁物です。雪下ろしは、1人で行わずに、必ず2人以上で行いましょう。雪下ろしの最中も、声をかけ合うなど、安全確認を心がけてください。