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きょう5日(土)は、日本海側は広く雪で、北陸を中心に平地も積雪が急増する所がありそう。東海から西の太平洋側にも雪雲が流入。名古屋周辺など、平地も積雪や路面凍結に注意。交通機関への影響も。

強い寒気に覆われる

きょう5日も冬型の気圧配置。大雪の目安となる強い寒気(上空1500m付近でマイナス12℃以下)が、北日本から北陸まで南下し、中国地方をはじめ西日本の一部にも流れ込むでしょう。

北海道から東北の日本海側を中心とした地域や、北陸から山陰にかけて断続的に雪。特に、北陸では山沿いに限らず平地でも短時間で積雪が急増するおそれ。北陸に近い、東北南部や近畿北部にも活発な雪雲のかかることがあるでしょう。

また、九州北部も昼頃まで所々で雪。峠は路面状況の変化に注意が必要です。

東海から西の太平洋側にも、すでに所々に雪雲が流入。関ケ原から岐阜市周辺など、積雪の増えてきている所もあります。このあとも雪雲の流れ込みやすい状況が続くでしょう。岐阜県に加えて、名古屋周辺など愛知県や三重県北部、京都市をはじめ近畿中部の平地も、雪の積もる所や路面の凍結する所がありそうです。すでに、交通に影響が出はじめており、今後さらに拡大する可能性もあります。

6日午前6時までの予想降雪量　北陸の多い所で90センチ

あす6日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

東北(日本海側):60センチ

北陸(新潟):90センチ

近畿(北部)と東海(岐阜):70センチ

なお、その先、あさって7日にかけても雪が続くでしょう。

7日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

北陸:50～70センチ

東海:40～60センチ

近畿:30～50センチ　となっています。

最高気温　全国的に平年より低く

最高気温は、全国的にきのうと同じか低く、この時期としても低くなるでしょう。

関東から西も10℃に届かない所が多くなる予想です。

北または西よりの風が強めに吹いて、体感温度はさらに下がるでしょう。寒さ対策を万全になさってください。