沖縄県の与那国島では、1時間に130ミリを超える猛烈な雨を観測。今後は九州や四国の太平洋側を中心に大雨のおそれ。20日にかけて、広く荒れた天気となりそうです。

沖縄で記録的な雨 春は10年ぶり

沖縄の
大雨になることが多い沖縄。
ただ、春(3~5月)にこれほどの雨が降るのは、2005年3月の西表島以来、10年ぶりのこと。
これまでに降った雨で地盤が緩んでいる所もあるため、
普段以上に土砂災害に警戒をお願いします。

九州・四国の太平洋側 大雨に注意

上の図は、19日7時の雨雲の様子。先島諸島周辺で雨脚が強まっています。(赤い丸で囲った所です)
この後は、こうした雨雲が九州や四国にも発生するでしょう。
20日朝6時までの24時間に予想される雨量は
九州南部・奄美地方 150ミリ
九州北部地方 120ミリ
四国・沖縄地方 100ミリ
その後も20日夜にかけて雨量が増える見込みです。
気を付けたいのは、大雨によって引き起こされる
「土砂災害」「低い土地の浸水」「河川の増水」。
さらに「落雷」「竜巻などの激しい突風」にも注意が必要です。

近畿~関東でも所々で雨

近畿や東海・北陸、関東でも「折りたたみ傘」があると安心です。
近畿や東海は午前中、北陸や関東は午後を中心に、所々で雨が降るでしょう。
これらの地域でも、20日は雨・風ともに強まり、
局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。
今後の情報にご注意ください。