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「皇室」に関する記事一覧

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    天皇陛下 火葬や合葬など葬儀の簡素化を望む思いとは
    天皇陛下 火葬や合葬など葬儀の簡素化を望む思いとは 4月26日、宮内庁の羽毛田信吾長官は会見で天皇、皇后両陛下の葬儀の簡素化に関する方針を発表した。両陛下は自らの葬送を「極力国民生活への影響の少ないものとするように」としており、同庁は葬儀を土葬ではなく火葬とすることや、墓所に当たる「陵」の小規模化、天皇と皇后を同じ陵に埋葬する「合葬」などを検討するという。  テレビ朝日で宮内庁担当を長年務めた神田秀一さんによれば、火葬は昭和天皇の時代にも検討されたことがあるという。 「宮内庁は1978年ごろにも、昭和天皇の葬儀を念頭に、内々で火葬を検討していました。法令で土葬が禁止されている地域があったためです。天皇家にこの法令は適用されませんが、世の中の流れに逆らう形で土葬を続けていいものかと、宮内庁が行政レベルで検討していたのです」  だが、昭和天皇が健在な中で公然と議論するわけにもいかず、いつしか立ち消えになったという。  それだけに、両陛下が羽毛田長官を通じで自らの意思を公にしたことは、宮内庁の関係者にも驚きをもって受け止められている。  麗沢大の所功客員教授(日本法制史)は、「今回のご意向は、皇太子時代から象徴天皇のあり方を考え続けてこられた陛下が、政府や国民に象徴天皇としてふさわしい葬儀の形や、さらに言えばみたまの祀り方を考えるようにと、重い問いを投げかけたと言えるのではないか」と指摘する。
    田原総一朗氏の皇室観 「問題は天皇制を続けるかどうか」
    田原総一朗氏の皇室観 「問題は天皇制を続けるかどうか」 女性皇族が結婚後も皇族の身分にとどまる「女系宮家」の創設に向け、政府による有識者のヒアリングが始まった。2月29日の第1回に招かれたのは、歴史家の今谷明帝京大特任教授(69)と、ジャーナリストの田原総一朗氏(77)。そこでは言い足りなかった女系天皇への思いも含めて、田原氏が自身の皇室観を語った。
    皇后美智子さま「もっとも奇麗な日本語」
    皇后美智子さま「もっとも奇麗な日本語」 東京・板橋区立美術館で2月25日から「安野光雅の絵本展」が始まった。安野氏は皇后美智子さまの4冊の本を装丁している。今回は、装画の展示も宮内庁から特別に許可された。展示会の開幕を記念し開催された、安野氏と編集者・末盛千枝子氏の対談のなかで、歌人として本も出版する美智子さまのエピソードが語られた。

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