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「人工透析」に関する記事一覧

「家族に負担をかけたくない」末期腎不全の70代男性が悩む治療法選び サポートする新資格「腎代替療法専門指導士」とは?
「家族に負担をかけたくない」末期腎不全の70代男性が悩む治療法選び サポートする新資格「腎代替療法専門指導士」とは? 慢性腎臓病(CKD)などの病気で末期腎不全となり、人工透析を受けている人は2021年末で34万9700人(日本透析医学会統計調査)。日本では人工透析のほとんどが血液透析を選ぶという偏った選択や、血液透析にかかる高い医療コストがしばしば問題になります。そこで関連学会は腹膜透析や腎移植など、他の治療法についてもきちんと情報を提供し、複数の中からよりよい選択をしてもらう目的で、21年に「腎代替療法専門指導士制度」を発足させました。どのような制度なのか、指導士は医療現場でどのような役割を担っているのか、取材しました。
「腎臓リハビリで筋力維持を!」と専門医 足腰が弱って人工透析に通えなくなる患者が増加
「腎臓リハビリで筋力維持を!」と専門医 足腰が弱って人工透析に通えなくなる患者が増加 歩くのが遅く、横断歩道を青信号の間に渡り切れない。ペットボトルのふたを開けるのが大変……。筋肉量が減ってこのような状態になるのが「サルコペニア(筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態)」だ。転倒や寝たきりの原因になるとされている。人工透析を受けている患者はそうでない人に比べ、サルコペニアの合併率が高率であることがわかった。サルコペニアでからだが動かなくなると透析を受けに行くことが難しくなる。サルコペニアを合併した透析患者は、死亡リスクが3倍になるという報告もあり、専門医たちはサルコペニアの予防策に力を入れ始めている。
腎臓病患者が人工透析になるのを遅らせる「教育入院」とは? 専門医が効果を解説
腎臓病患者が人工透析になるのを遅らせる「教育入院」とは? 専門医が効果を解説 腎臓の機能が何らかの原因で低下していく慢性腎臓病(CKD)。放置したままにしておくと末期腎不全となり、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなってしまいます。そうした中、注目されているのが「慢性腎臓病教育入院」です(以下、教育入院)。近年の研究では教育入院をした患者は病気の進行速度がゆるやかになり、教育入院をしなかった患者と比べ透析導入までの期間が延びること、透析になっても、長生きできることが報告されています。教育入院の仕組みやその効果について、聖マリアンナ医科大学病院腎臓・高血圧内科 病院教授の櫻田勉医師に解説してもらいました。
腎臓病で毎年4万人近くが新たに人工透析治療に 4月から他の治療法も普及する仕組みに
腎臓病で毎年4万人近くが新たに人工透析治療に 4月から他の治療法も普及する仕組みに 腎臓の機能が低下して末期腎不全になると、自分の腎臓の代わりとなる治療(腎代替療法)が必要です。複数の治療法がありますが、日本ではそのほとんどを人工透析のうちの血液透析が占めています。厚生労働省は2年に1度改定される診療報酬でその状況を変えようと仕組みを変えつつあり、この4月の改定でも、腎移植などが積極的に進められる内容になります。この分野の専門医であり、東京女子医科大学血液浄化療法科教授の土谷健医師に解説してもらいました。

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