本当の貧困の話をしよう 「日本の一人親世帯では2世帯に1世帯が貧困」と聞いて何を思うか。「自己責任」と切り捨てる人も多そうだが、本書を読むと、誰もが貧困と地続きであることを自覚するはずだ。 話題の新刊 週刊朝日 12/6
半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白 2016年夏、白昼堂々と博多駅前で約6億円相当の金塊が奪われた。「平成の3億円事件」と呼ばれたこの事件の主犯者が真相を告白する。 話題の新刊 週刊朝日 11/28
水道が危ない 朝日新聞のシニア記者である菅沼氏と、長く水道行政に携わってきた菊池氏による共著。日ごろあたりまえのものとみなして意識することもない水道が、ライフラインとしていかに大事なものであるか、それが予算不足からいかにギリギリの人員で維持されているかに目を向けさせられる。 話題の新刊 週刊朝日 11/22
山の上のランチタイム 物語の舞台は、葵岳の登山口にある「葵レストラン」。そこで働くのは、天真爛漫でおっちょこちょいの主人公の美玖。彼女が恋心を寄せるのはイケメン店長、登磨。登磨の甥の瑛太も手伝って店は連日盛況だ。 話題の新刊 週刊朝日 11/22
トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉 JR東日本社員の約8割にあたる4万7千人の組合員数を誇示していたJR東労組から、1月までに3万5千人の大量脱退者が出た。新左翼セクト・革マル派のナンバー2といわれ、同労組会長として「影の社長」ともいわれた松崎明の没後、「世界最強」を謳った労組の瓦解を追うルポ。 話題の新刊 週刊朝日 11/22
定点写真でめぐる東京と日本の町並み 本書の著者は、10代後半から20代だった70年代、街の景観が刻々と変化していくことに気づき、手にしたばかりのカメラで「見慣れた町並み」をフィルムに収めておこうと思い立つ。そして数十年後の令和元年、もう一度同じ場所を訪れ、同じアングルで「定点写真」を撮影して一冊にまとめた。撮影ポイントは東京都内をはじめ、北海道から沖縄まで206カ所に及んでいる。 話題の新刊 週刊朝日 11/15
自画像のゆくえ 非常に射程の長い論評だ。ヤン・ファン・エイクからアンディ・ウォーホルに至るまでの「自画像」を軸に、一貫してなにものかに扮するセルフポートレート制作を続けてきた美術家ならではの視点で、縦横無尽な考察を巡らせている。それは同時に、「肖像・ゴッホ」をはじめとする著者自身の作品に対する解題ともなっている。 話題の新刊 週刊朝日 11/15
小説 孤独のグルメ 望郷篇 ドラマ化もされた同名漫画「孤独のグルメ」のエッセンスを取り入れた小説。輸入雑貨商を営む主人公の中年男、井之頭五郎の視点で、漫画版とは異なる18話の物語が展開される。仕事の合間を縫っての「美味しいもの探し」に余念がない。彼の食への飽くなき探究心が物語の魅力だ。 話題の新刊 週刊朝日 11/8
潜入ルポ amazon帝国 『ユニクロ潜入一年』が話題を呼んだ著者の原点回帰といえるルポ。神奈川県にあるアマゾンの日本最大の物流センターにアルバイトとして潜入し、巨大企業の裏側を探った。 話題の新刊 週刊朝日 11/8
大谷翔平 その先へ 米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。 大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024 共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。 米大統領選2024
本にひたる 暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。 自分を創る本
潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日 著者は2007年から6年間、朝日新聞の特派員として中国に滞在し、幾多の機微情報を掴むことに成功した。しかしその後、大国としての確固たる地位を占めたこの国は、今やAIなどのテクノロジーを駆使した情報統制や監視の目を通じて、外国人記者の情報収集を容易に受けつけない鉄壁の守りを築き上げている。 話題の新刊 週刊朝日 11/8
この世を生き切る醍醐味 昨年75歳で亡くなった樹木希林のインタビュー。天職である役者の仕事、14年間患っているがんのこと、結婚3カ月で別居となった夫・内田裕也との話などを振り返り、「今日までの人生、上出来でございました」と締めくくる。 話題の新刊 週刊朝日 11/1
「国連式」世界で戦う仕事術 著者は国際機関で28年間働き、最後は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の駐日代表を務めた。都内の大学で開講中の講座「国際機関で働いてグローバル人材になる」をもとに、働き方や生き方のヒントを提供する。 話題の新刊 週刊朝日 10/25