「1月に行くしかないでしょう」天皇陛下のひと言で決まったフィリピン慰霊 戦後70年の節目を過ぎてもなお、両陛下の慰霊の旅は続く。それは負の遺産を残した日本の天皇、皇后として祈りを捧げ、惨禍の記憶の風化に抗すること。元朝日新聞編集委員・岩井克己が寄稿した。 皇室 2/4 週刊朝日
革命家の思いは消えた 皇太子に火炎瓶投げた男のその後の人生 1975年7月17日、皇族として戦後初の沖縄訪問を果たした皇太子夫妻(当時)は、その初日にひめゆりの塔を訪れ、慰霊の献花をした。と、その瞬間、近くのガマ(洞窟)に潜んでいたふたり組の新左翼活動家が現れ、一方が放った火炎瓶が皇太子の近くで燃え上がった──。ノンフィクションライターの三山喬氏は、実行犯と対面し、彼の生きた「その後の40年」を聞いた。 沖縄問題皇室 1/31 週刊朝日
フィリピン決戦の悲劇 天皇、皇后両陛下が戦没者慰霊へ 天皇、皇后両陛下が1月26~30日にフィリピンを訪問し、先の大戦で犠牲になった日比両国の戦没者を慰霊する。50万人の日本兵、100万人のフィリピン人が亡くなったとされる「比島決戦」とは何だったのか。ノンフィクション作家の保阪正康氏がその真相に迫った。 皇室 1/27 週刊朝日
祝・三笠宮さま100歳 大殿下支える家族のゆくえ 三笠宮崇仁(たかひと)さまの体を優しく支えるように、孫の彬子(あきこ)さま(33)がそっと手を添える。百合子妃殿下(92)は、おふたりの様子を優しいまなざしで見守っている。三笠宮さまが、ケーキに立てたロウソクの火をふぅーと消すと、拍手が広がった。 皇室 12/2 週刊朝日
天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲 “唯一無二”のCDブックに歌手、思い語る 「赤とんぼ」「夏の思い出」など、日本人なら誰もが知っている歌曲を歌い人気を博したソプラノ歌手の鮫島有美子さん。先日、天皇陛下が作詞され、皇后陛下が作曲された曲を歌ったCDブック「歌声の響」を出しました。作家・林真理子さんとの対談では、その歌に込めた思いを明かした。 朝日新聞出版の本皇室 11/30 週刊朝日
雅子妃12年ぶりの園遊会 笑顔の真相 皇太子妃雅子さまが11月12日に赤坂御苑で開かれた秋の園遊会に出席した。実に12年ぶり。最近はお出ましが続いて「慣れっこ」になっていた宮内記者会のメンバーも、発表時に驚きの声をあげたほどだった。 皇室雅子さま 11/18 週刊朝日
<郷愁のチキンライス> 半世紀愛され続ける駅弁 週刊朝日8月28日号の<『皇室とっておき』スペシャル>という記事で、天皇陛下は駅弁「チキン弁当」が好物で、<庶民的な味がお好きなようです>と紹介した。 グルメ皇室 9/20 週刊朝日
「笑わない愛子さま」は嘘? 現役宮内庁担当記者が明かす秘話 天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方の知られざる日常。そのそばで取材し、遭遇した貴重な場面をまとめた書籍『皇室とっておき』を執筆した宮内庁担当記者が、美智子さまと愛子さまの秘話を明かす。 朝日新聞出版の本皇室 8/27 週刊朝日
天皇の平和主義と安倍首相戦後70年談話 8月15日のおことばに神経を尖らす官邸 8月6日、戦後70年談話に関する有識者会議が提出した報告書の内容に、首相周辺は驚きを隠せなかったという。 安倍政権戦後70年皇室 8/14 週刊朝日
昭和天皇も「参加」した防空壕工事 宮内庁は1日、「玉音放送」の原盤とともに、天皇がポツダム宣言受諾を決断した「御文庫(おぶんこ)付属室」の画像を初めて公表した。城郭研究家の藤井尚夫氏によれば、その地下防空壕(ぼうくうごう)の工事には昭和天皇も参加したという。藤井氏に聞いた。 戦後70年皇室 8/6 週刊朝日
玉音放送、防空壕公開“戦後70年”宮内庁の意図は? 「省みよ、『戦後』の原点を」──そんな強烈なメッセージが皇居から発せられたように感じた。宮内庁が8月1日に公表した地下防空壕(ぼうくうごう)と「玉音放送」。皇室取材を長年重ねた筆者も初めて見る現場画像、初めて聞く音声だ。安倍晋三首相の戦後70年談話の発表を目前に控えたタイミング。元朝日新聞編集委員・岩井克己がその「発信」の意味の読み解きを試みる。 戦後70年皇室 8/5 週刊朝日
わっぱみたいなお帽子…佳子さまの服装にがっかりの声 6月6日、初の単独地方公務で訪れた山口県で赤間神宮を参拝した秋篠宮佳子さま。絶大な人気を誇る佳子さまだが、その公務の姿に「遠い世界」とガッカリしているのはファッションデザイナーのドン小西氏だ。 佳子さま皇室 6/18 週刊朝日
昭和天皇に衝突し「失礼!」 司馬遼太郎と皇室の奇妙な縁 昭和天皇崩御のとき、そして皇太子さまや雅子さまについて、ときどき、皇室について筆を執った作家の司馬遼太郎さん。司馬さんはかなり以前から皇室と“縁”があった。 皇室 6/18 週刊朝日
昭和天皇がたった一度だけ激怒 元側近が語る胸の内 昨年には「昭和天皇実録」が公開され、今年は戦後70年という節目の時期である。元側近が見た、昭和のあの日の昭和天皇の姿から、昭和天皇の心のひだを感じる。 戦後70年皇室 5/5 週刊朝日
「不安な時代の象徴」 戦争体験者に映った昭和天皇 戦後70年、そして昭和天皇が亡くなって四半世紀。その圧倒的な存在感がいまなお、多くの人たちの人生に大きな影響を与えている。しかし、戦争を体験した人たちの目に、昭和天皇はどう映ってきたのか。 戦後70年皇室 5/4 週刊朝日
幻となった昭和天皇の沖縄訪問 その心中を元側近が証言 昭和の時代に関心が高まっている。昨年には「昭和天皇実録」が公開され、今年は戦後70年という節目の時期である。元側近の記憶をたどれば、昭和天皇の心のひだも見えてくる。 戦後70年皇室 5/4 週刊朝日