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「病気」に関する記事一覧

認知症の治療薬 約10年ぶりに承認なるか? 従来薬との違いを専門家に聞く
認知症の治療薬 約10年ぶりに承認なるか? 従来薬との違いを専門家に聞く 認知症に効果が期待される新薬の臨床研究は、2019年の時点でわかっているだけでも100以上の薬の治験が世界で進められている。日本では、認知症の進行を抑える薬が4種類使われているが、それらが承認されて以来、約10年、新しい薬は承認されていない。そんななか、年内にも薬事承認されるという見通しの認知症新薬が出てきた。専門家によると、これまでの薬とは異なる効果を持つという。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2020』では、世界中で進む認知症の新薬開発と最新研究について、専門家に取材した。
医師が気づかない心電図の微細な変化も突き止める! AIとのダブル診断でもう見逃さない時代へ
医師が気づかない心電図の微細な変化も突き止める! AIとのダブル診断でもう見逃さない時代へ AI(人工知能)がブームになって久しい。一時は「人間の仕事を奪われる」など不安を煽る未来予想もされてきた。そのようななか、ある医師は「AIの補助がないと、診断が不安になりましたね」と漏らす。医療はもう「人間だけ」の時代に後戻りできないだろう。人間の想像を超えるスピードで情報を処理するAI。好評発売中の週刊朝日ムック「新『名医』の最新治療2020」から、その最前線の特集をお届けする。
糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症にも影響? 血流に乗って全身にめぐる菌の正体とは
糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症にも影響? 血流に乗って全身にめぐる菌の正体とは 歯周病は歯を失う原因1位だと聞いたことがあるかもしれない。しかし、歯周病の怖さはそれだけではない。糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、認知症など、さまざまな病気に悪影響を及ぼすことがわかってきている。その最新情報などをまとめた学会公式本『続・日本人はこうして歯を失っていく』(朝日新聞出版)が発刊された。
脊髄損傷で下半身が麻痺! 「二度と再生しないと」いわれてきた中枢神経系の再生能力を引き出す臨床研究
脊髄損傷で下半身が麻痺! 「二度と再生しないと」いわれてきた中枢神経系の再生能力を引き出す臨床研究 損傷した皮膚や神経などの機能を再生させられるのではないかと期待され、研究が続けられているiPS細胞。脊髄損傷により、からだが麻痺した患者にも治療の兆しがみえてきた。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2020』では、10年以上研究を続ける、慶応義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之医師に話を聞いた。
健康寿命の要「腎臓」を守るには? 血管のケアが重要
健康寿命の要「腎臓」を守るには? 血管のケアが重要 空豆のような形をし、肋骨(ろっこつ)の下、背中側に左右に一つずつある腎臓。血液を濾過(ろか)して不要な水分や老廃物を尿にするのが主な仕事という、実に地味な役割だが、この臓器こそ老化しやすい臓器であり、状況によっては人工透析が必要になるような深刻な病気につながりかねない。

この人と一緒に考える

ひざ軟骨の再生で痛みなく歩けるようになる?  iPS細胞を使った軟骨組織の再生治療
ひざ軟骨の再生で痛みなく歩けるようになる?  iPS細胞を使った軟骨組織の再生治療 2006年に京都大学の山中伸弥医師らが世界で初めて作製に成功したiPS細胞。現在、実際の治療に向けてさまざまな分野で研究が進められている。なかでも、損傷したひざ軟骨への移植は2020年中に実施予定で計画が進められている。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2020』では、研究の最前線に立つ京都大学iPS細胞研究所の妻木範行医師に話を聞いた。
「家にいても仕事のメール」でストレスに? 産業医が考えるテレワークの「光」と「陰」
「家にいても仕事のメール」でストレスに? 産業医が考えるテレワークの「光」と「陰」 緊急事態宣言による緊張が解け、会社に出勤する人も増えた。この数カ月で一気に普及したテレワークは、企業にどのような「働き方改革」を迫るのか。5月下旬、企業の産業保健に携わる人々がオンラインで集まり、議論がおこなわれた。テレワークの何が良くて、何が悪いのか――現場を知る医師に聞いた。
iPS細胞は難病の治療薬を探す研究にも 研究者に聞いた再生医療最前線
iPS細胞は難病の治療薬を探す研究にも 研究者に聞いた再生医療最前線 iPS細胞の作製に成功してから早14年。現在は皮膚や骨、神経、目の角膜などさまざまな組織の細胞での研究が進められている。研究はどこまで進んでいるのか。わたしたちが享受できる日はいつなのか。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2020』では、最前線で活動する2人の医師に話を聞いた。
「口は万病のもと」 歯周病による「慢性炎症」が全身に悪影響を及ぼしていた!
「口は万病のもと」 歯周病による「慢性炎症」が全身に悪影響を及ぼしていた! 炎症性物質が歯ぐきの血管から入り込んで血流を通じて各臓器にたどりつく――。最新の研究で、歯周病は糖尿病、心筋梗塞、認知症など、全身の健康とも大きくかかわっていることが分かってきていますが、そのキーワードは歯周病による「慢性炎症」と考えられています。日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会による公式本『続・日本人はこうして歯を失っていく』では、歯周病が全身の健康に悪影響に及ぼすメカニズムを解説しています。一部を抜粋して届けします。

特集special feature

    「抗生物質耐性菌」米国死者3万5千人以上の衝撃 日本にも迫るリスク
    「抗生物質耐性菌」米国死者3万5千人以上の衝撃 日本にも迫るリスク 抗生物質耐性菌は年間300万人近くの米国人が感染、20万人以上が入院、3万5千人以上の死者を出す……。米国疾病対策センター(CDC)のリポート「抗生物質耐性菌の脅威2019」の衝撃的内容の一部だ。日本にとっても対岸の火事ではない。愛知大学名誉教授・高橋五郎氏が抗生物質耐性菌の脅威を解説する。
    喫煙者が歯周病を発症するリスクは約2・8倍 再治療が必要なケースも
    喫煙者が歯周病を発症するリスクは約2・8倍 再治療が必要なケースも タバコを吸っている人は歯周病が悪化しやすい――。こんな話を聞いたことがありませんか? 最新の研究では、糖尿病、心筋梗塞、認知症など、全身の健康とも大きくかかわっていることが分かってきた歯周病。日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会による公式本『続・日本人はこうして歯を失っていく』では、歯周病を悪化させる原因やその進行について解説しています。一部を抜粋して届けします。
    足の裏に“ほくろ”を発見、実はがんだった…放置してはいけない皮膚の異変
    足の裏に“ほくろ”を発見、実はがんだった…放置してはいけない皮膚の異変 ほくろやしみのような見かけの皮膚がん。皮膚がんの5年生存率は90%以上と高い水準にあるが、顔にできたがんが進行すると、見た目の面での問題が生じる。また、がんとは思わずに見過ごしていて、気づいたときにはほかの臓器に転移していたというケースもある。専門医に、注意すべき皮膚の変化や治療法を取材した。
    「しゃべり」も残せる?ワッキーが公表した中咽頭がん 最新の放射線治療の”実力”
    「しゃべり」も残せる?ワッキーが公表した中咽頭がん 最新の放射線治療の”実力” お笑いコンビ、ペナルティのワッキー(本名・脇田寧人<わきた・やすひと>)さん(47)が、公表した中咽頭(いんとう)がん。ステージ1で、外科手術はせずに放射線化学療法を受ける方針という。中咽頭がんは、咽頭部にできるがんで、口腔がんや喉頭がんなどと合わせて頭頸部がんと呼ばれる。週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2020』では、頭頸部がんの治療の最新動向と放射線治療の治療成績について、専門医に取材している。その一部を紹介する。
    マウスガードでスポーツのパフォーマンスは向上する? 注目されるスポーツ歯科
    マウスガードでスポーツのパフォーマンスは向上する? 注目されるスポーツ歯科 スポーツと歯科とは一見関係なさそうに見えますが、じつは「スポーツ歯科」という専門的な分野があります。口や歯は、スポーツをしている際に比較的けがをすることが多い部位であり、口腔保護用のマウスガードを装着することが義務化されている競技もあります。また、最近のスポーツ科学の研究により、マウスガードを着用して歯のかみ合わせをよくするとパフォーマンスが向上することもわかってきました。これら二つの面を含めて、スポーツ歯科の重要性について、日本スポーツ医学財団理事長の松本秀男医師に紹介してもらいます。

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