AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL

「歴史」に関する記事一覧

権力争いのストレスで悪化? 「歯の痛み」が源頼朝を死に導いた?
権力争いのストレスで悪化? 「歯の痛み」が源頼朝を死に導いた? 暗殺や戦死など外因死が多い中、当然、病気で死んだ武将も少なくない。歴史上の人物をどう診断するか、どう治療するか、歴史好きな医者の間では、盛り上がる話題だそう。書籍『戦国武将を診る』の著者・早川智氏もその一人。早川氏は、歯周病が源頼朝の全身を蝕んでいったと診る。
現役医師が「診断」 敵に塩を送った上杉謙信の死因も「塩」?
現役医師が「診断」 敵に塩を送った上杉謙信の死因も「塩」? 武将・上杉謙信の武田信玄に塩を送ったエピソードは、現代でもことわざとして残り、誰もが知るところ。しかし、その謙信が塩のせいで死んだ可能性がある。現役の医師であり、絶賛発売中の書籍『戦国武将を診る』の著者・早川智氏が、偉人の病をずばり診断。
坂本龍馬は注意欠陥・多動性障害(ADHD)だった!? 現代の医師が診断
坂本龍馬は注意欠陥・多動性障害(ADHD)だった!? 現代の医師が診断 歴史上の人物が何の病気で死んだのかについて書かれた書物は多い。しかし、医学的問題が歴史の人物の行動にどのような影響を与えたかについて書かれたものは、そうないだろう。  日本大学医学部・早川智教授の著書『戦国武将を診る』(朝日新聞出版)はまさに、名だたる戦国武将たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析し、診断した稀有な本である。特別に本書の中から、早川教授が診断した、あの坂本龍馬の病を紹介したい。 *  *  * 坂本龍馬(1835~1867年) 【診断・考察】注意欠陥・多動性障害(ADHD)  筆者は整理整頓が下手で、自宅も教授室も乱雑を極めている。原稿の締め切りも含め、約束事は苦手である。字は汚いし不注意ミスが多く、辛抱がない。子どもの頃、通信簿には「注意力散漫で落ち着きがない」と書かれ続け、両親を心配させた。  しかし最近になって、これは持って生まれた性分で、注意欠陥・多動性障害(ADHD)というものらしいと自覚した。調べてみると、この障害を疑われる人物には、レオナルド・ダ・ヴィンチ、モーツァルト、バイロン、ヴェルヌ、エジソン、アインシュタイン、ピカソ、ジョン・レノン、チェ・ゲバラなど、各界のエポックメーカーがずらりとあげられている(もちろんADHDだから画期的な人物になったわけではない)。そして日本人のADHDの候補には、小説やドラマで人気の坂本龍馬がいる。  龍馬は天保6年(1835年)、土佐藩郷士の次男として生まれた。生家は祖父の代に郷士株を取得した商家(質屋)で、身分は低いが経済的には恵まれていた。しかし、幼年の龍馬は寝小便癖が直らず、泣き虫で勉学もできず、いじめにあって塾を退学、姉の乙女に学芸を教えてもらっている。  ただ、剣術は得意で14歳より日根野弁治道場に入門し小栗流目録を得たのち、江戸の千葉定吉道場に入門し、北辰一刀流の目録も得ている。ペリー率いる黒船が来航し開国を迫る時代の大きな転機にあって、龍馬も当初は攘夷思想に染まるが、武市半平太以下の「土佐勤王党」とは袂を分かち、脱藩。海軍力を持って外国に対抗する必要があると説く幕府軍艦奉行並・勝海舟に心服し弟子になる。海舟が神戸に海軍操練所を設立するとその塾頭を任され、操練所廃止後は長崎に亀山社中(後の海援隊)を設立、薩摩藩名義で銃や蒸気船を調達して長州に転売し、薩長同盟の基礎を築く。

この人と一緒に考える

史上初のセックスは女性がリード? 日本の天地創造神話から垣間見る“古代人のタブー”
史上初のセックスは女性がリード? 日本の天地創造神話から垣間見る“古代人のタブー” スピリチュアルブームを背景に、メディアをにぎわせた“パワースポット巡り”“聖地巡礼”という言葉。今や、神社仏閣巡りは、一部の若い女性の間では、定番イベントになりつつある。一過性のブームではなくなったとはいえ、訪れた神社の縁起や、祭られている神々の性格まで答えられる人は、そう多くはないだろう。
「武将の末裔座談会」関ケ原トークに石田三成末裔も参戦
「武将の末裔座談会」関ケ原トークに石田三成末裔も参戦 週刊朝日ムック「武将の末裔」の出版に、展覧会「大 関ケ原展」(テレビ朝日ほか主催)開催と“戦国時代”に脚光が当たっている。さらに、それを記念し徳川宗家18代当主・徳川恒孝(とくがわ・つねなり)氏、前田家18代当主・前田利祐(まえだ・としやす)氏、真田家14代当主・真田幸俊(さなだ・ゆきとし)氏、織田家18代当主・織田信孝氏(おだ・のぶたか)の4人が「武将の末裔座談会」が開催。しかし、そこには思わぬ人物の乱入が……。
戦国4武将の子孫対談 学習院の殿様はバイリンガル?
戦国4武将の子孫対談 学習院の殿様はバイリンガル? 徳川、前田、真田、織田、戦国を戦い抜いた4武将の子孫が集結。週刊朝日ムック「武将の末裔」の出版と、展覧会「大 関ケ原展」(テレビ朝日ほか主催)開催を記念した「武将の末裔座談会」が行われた。徳川宗家18代当主・徳川恒孝(とくがわ・つねなり)氏、前田家18代当主・前田利祐(まえだ・としやす)氏、真田家14代当主・真田幸俊(さなだ・ゆきとし)氏、織田家18代当主・織田信孝氏(おだ・のぶたか)の4人は学習院の先輩後輩にあたるが、祖先が歴史に名を連ねる彼ららしい学生時代のエピソードを明かした。

特集special feature

    夢の「戦国時代ビッグ4」座談会を末裔たちが開催!
    夢の「戦国時代ビッグ4」座談会を末裔たちが開催! 11月6日、徳川、武田、長宗我部、真田家と戦国時代を代表する武将たちの末裔(まつえい)が集まった。同席したのは、司会の渡辺真理アナウンサー、コーディネーターの小和田哲男・静岡大名誉教授。世が世なら考えられない夢の顔合わせである「戦国ビッグ4座談会」(主催・週刊朝日、分冊百科編集部)に聴衆も興奮、さまざまな質問が飛んだ。
    9 10 11 12 13

    カテゴリから探す