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「ベストセラー解読」に関する記事一覧

空をゆく巨人
空をゆく巨人 蔡國強(ツァイグオチャン)は火薬を使った作品で知られる現代美術家。北京オリンピック開会式で打ち上げられた《歴史の足跡》を覚えている人も多いだろう。いまはニューヨークを拠点に活躍する蔡だが、福島県いわき市の人びとと縁が深い。川内有緒『空をゆく巨人』は30年にわたる両者の関係を描き、第16回開高健ノンフィクション賞を受賞した。

この人と一緒に考える

平成くん、さようなら
平成くん、さようなら 1989年1月8日。平成がはじまったその日に生まれ、平成(ひとなり)と名づけられて育ち、東日本大震災後に単行本化した卒業論文で注目され、今では時代を象徴する文化人としてメディアで活躍する「平成くん」。彼は徹底した合理主義者で性行為も好まないのだが、それを承知で同棲している瀬戸愛に対し、2018年のある日突然、平成の終わりとともに安楽死をしたいと告げる。

特集special feature

    日本が売られる
    日本が売られる 「グローバル経済」という言葉をよく耳にするようになったのは1990年代だった。国境を超えて利益のみを追求するグローバル企業が跋扈(ばっこ)し、彼らは自国はもとより市場になると見こんだ国の法律にまで圧力をかけてきた。この20余年、「規制緩和」や「市場開放」なる美名の下に日本に起きた変化の裏側にも、外国の企業や政府の欲望がべったりと貼りついている。堤未果の『日本が売られる』を読むと、その実態がよくわかる。
    地球星人
    地球星人 『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香の最新作『地球星人』の主人公・奈月(なつき)は、<私は、人間を作る工場の中で暮らしている>と考える小学5年生。自分の子宮は工場の部品で、いつか、同じように部品である誰かの精巣と連結して子どもを製造するのだと理解しているのだが、どうしても違和感がつきまとう。自分は魔法少女で、大好きないとこの由宇(ゆう)は宇宙人だから、地球星人たちに無理やり違う誰かと<つがい>にされてしまう……それは嫌だ。
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